地方公務員の日々の仕事で大切にすべきこと2選
地方公務員の仕事をする上では、常に「物事に疑問を持つ」ことが大切です。
地方公務員が日々の仕事で大切にすべきこと
日々の仕事で大切にすべきことは、常に物事に疑問を持ち、「もっと効率良くできないか。」「本当にこれで正しいのか。」と自分に問いかけることだと考えています。
大切にすべきこと その1:前例踏襲を改める
地方公務員は異動があり、異動先で引継ぎを受け、新しくゼロから学びながら仕事に取り組むため、前例踏襲となりやすい傾向があります。
しかし、コロナ禍を経験し、今の時代は次々と変化していることを実感した方も多いでしょうし、それは地方公務員の仕事においても同じだと思います。
例えば、いつも集まっていた会議をWeb会議にすることはできないか、紙ベースで配布していたイベント参加募集のお知らせを自治体公式LINEを活用して募集の受付まで簡素化できないかなど、様々なアイデアがあるかと思います。
特に若い世代の職員は臆することなく思いついたアイデアを口にしてみると、思いがけない発見があるかもしれません。
そして、そのアイデアを出しやすくするような、お互いを認め合える職場の雰囲気も大切にしてほしいです。
常に改善を目指すことで、住民の生活をより便利にすることだけでなく、自分たちが無駄を省き、より効率的に仕事に取り組めるようになります。
また、それは仕事にもプライベートにもよい影響を与えてくれます。
大切にすべきこと その2:作成した書類に疑問を持つ
作成した書類についても「これで本当に正しいか」という視点を持ち、ゼロベースで確認を行うことが大切です。
文章であれば一文字一文字、流れ、句読点の位置などに間違いがないかの確認、また、記載した事項が事実に基づいたものであることであることの裏付けの確認も必要です。
数字が出てくる書類であれば、計算結果に間違いがないか、アナログなようですが重要な点だけでも電卓を使用してチェックすべきです。
さらに、間違いをなくすためには、自分だけでなく複数人でチェックすることが大切です。
毎回チェックする中で、慣れが出てきて間違いを見逃してしまうことがあるので、チェックする分担を変えたり、「ここは特に良く見てください。」などと、注意点をしっかりと示すことで、間違いに気付くための意識を高める工夫をすることが望ましいです。
また、チェックが細かい上司は敬遠しがちなこともありますが、間違いのない確実な書類を整えるという点で、ある意味守ってもらっているありがたい存在と考えるべきです。
誰でも間違いはあるので、それがあることを前提としたチェック、またミスをチームでカバーすることが大切です。