作業療法士の実際の給料事情は? 年収アップなら転職もあり
作業療法士は働き先が多様!選択肢が多くて迷ってしまうことも・・・。給料面と自分に合った分野を見比べながら選ぶのが大切です!
作業療法士は昇給が少ない
新卒の時の給料は20万から25万ほどで周りのサラリーマンより比較的高いイメージです。
しかし、そこから昇給していかないのが現実。
医療職だと夜勤がある職種も多いですが、リハ職は夜勤がないので、夜勤手当で稼ぐというのは難しいです。
昇給システムがある職場もあるようですが、ほとんどは役職手当による昇給していく印象です。
長く働いても昇給しないので、新卒の頃と5年目の頃の給料は大して変わりませんでした。
いつの間にか周りの友達よりも給料が低いなんてことはあるあるです。
どこで働くかが大事
作業療法士はさまざまな場所で働くことができます。
どの分野で働くかによって給料が変わってくるので、自分に合っている分野と給料を見ながら選択する必要があります。
主な働き先としては、病院、クリニック、精神病等、放課後デイ、支援センター、介護施設、老人ホーム、デイサービス、デイケアなどがあります。
上記でも述べましたが、同じ場所での収入アップは難しいですが、精神分野は専門性が高く、最初から給料が高い働き先もあるようです。
また、給料が高いのは魅力的ですが、最初の働き先はかなり重要になります。
私は新卒1年目から介護の分野で働きました。
5年働いた後、転職活動をしましたが大学で学んだ評価方法はほぼ使っていなかったので病院へ転職という選択肢はハードルが高かったです。
給料も大切ですが、自分に合っている分野、経験が積める分野を選ぶという視点も持っておくといいと思います。
給料アップを狙うなら転職もあり
給料アップを狙いたいのなら経験を積み定期的に転職していくのも1つの手段だと思います。
作業療法士という職種は、身体障害だけでなく、精神障害や発達障害、介護・福祉など、働き先が多いです。
どの分野で働くかによって給料がかなり違ってくるので、ある程度経験を積んだら、給料アップを狙って転職するのはオススメです!
私はデイサービスで5年勤務したのち、訪問リハビリへ転職しました。
1人で見なくてはいけない大変さや、身体・精神・発達などあらゆる患者さんのところに訪問しなくてはいけない苦労はありましたが、年収は100万円以上アップしました。
インセンティブ制度がある職場だったので、人によっては年収700万を達成している方もいましたよ!
あまりにも短いスパンでの転職はオススメしませんが、経験をつんだ作業療法士のみを採用しているところは給料アップが狙いやすいので、検討してみるのは良いと思います!