私がグランドスタッフになった理由となってからのギャップ
皆様、こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
私はグランドスタッフとして某空港で10年以上働いていました。
グランドスタッフとは、空港で飛行機に搭乗するお客様のサポートをしている仕事です。
今回は私がグランドスタッフを目指すようになったきっかけや、なるまでの経緯をご紹介します。
どうぞ、最後までお付き合い下さい。
この仕事を目指したきっかけ
私がこの仕事を目指すきっかけは、当時付き合っていた彼氏と遠距離恋愛になったことです。
大学進学の際、高校から付き合っていた彼氏と離れ離れになりました。
そして18歳の夏に、私は人生で初めて1人で飛行機に乗り彼に会いに行く経験をします。
自身で飛行機の予約を取ったものの、いざ当日空港に着いたら何をどうすればいいのかわからず困っていました。
そこへグランドスタッフが寄ってきて声をかけてくれました。
その時の対応がとても優しく印象的で、私の不安も払拭し安心して飛行機に乗ることができました。
そして機敏な動きと颯爽としている姿がかっこよく見えて、グランドスタッフの仕事に興味を持ち始めました。
CAも同じ航空業界ですが、私は「空港で飛行機に乗るお客様のサポートをしたい!」「私みたいな旅に不慣れな人を安心させたい」と思い、グランドスタッフを目指すようになりました。
どのような勉強をしたのか
グランドスタッフの募集要項に、英検2級やTOEIC◯◯◯点以上と記載があったので、まずは英語の勉強をしました。
元々英検2級は持っていたので、TOEICを受験することに。
しかし目指の点数になかなか届かず、かなり苦戦しました。
他の資格を取得する
TOEICの点数が低かったので、このままでは履歴書に書けないと思い他の資格を取ることにしました。
そして以前から興味があった手話技能検定4級を受け合格。
4級でしたが履歴書に書きました。
グランドスタッフの面接の際に手話の話題になり、面接官に関心された記憶があります。
その他にも接客業に役立ちそうな秘書検定やサービス系の資格を取得しました。
英語力がないと感じる場合は、他にカバー出来る資格があれば良いと思います。
エアラインの本を購読する
航空業界のことがまとまっている本や雑誌を読んで、企業研究をしました。
私は日系のグランドスタッフを目指していたので、JALとANAのサービスの違いや、過去の面接例が載っている本を見て面接の質問の答えを考えました。
また航空業界のヘアメイクも載っていたり、現役の人のインタビューもあったりと、当時の私にとってバイブルのような本でした。
なる前となってからのギャップ
グランドスタッフになった当初は、専門用語と専門知識を1ヶ月で覚えるためとても苦戦しました。
受験勉強並みに勉強をしましたね。
正直、こんなにも覚えることが膨大だとは思いませんでした。
せっかく覚えたのに
寝る間も惜しんで覚えた規定が、世界情勢などで次々と変わっていきます。
古い知識のままだと、お客様に迷惑がかかります。
そのため常に最新の知識をインプットする必要があります。
理不尽なクレーム客
理不尽なクレームを言う人が、世の中にはこんなにもいるなんて思いませんでした。
そのクレームにも対応しなければならないので、時には心が擦り減ってしまうこともありました。
そんな時は同僚と励まし合い、支え合って乗り越えてきました。
同期との絆
一緒に訓練を乗り越えた同期とは、強い絆で結ばれます。
社会人になって、こんなにも心身共に繋がりが出来るとは思ってもいませんでした。
同期の存在があったからこそ、長年グランドスタッフとして働けたと思っています。
退職した今でも、連絡を取り合っている大切な仲間です。
学部は関係ない
グランドスタッフには専門卒や理系出身者など、いろんな学歴を持った人がいます。
高卒を採用している空港もあります。
よく留学はした方がいいの?と聞かれますが、私は留学の経験はありません。
初めて海外に行ったのは、働いてからです。
学歴よりも、性格や経験などが重視されますよ。
部署異動もある
これは空港によって異なりますが、他部署や他空港に出向する場合があります。
実際に私も、オペレーション(航務)に異動になりました。
オペレーションの仕事も楽しかったですよ!
詳しくはブログに書いてありますので、ご覧ください。
https://journey-log-yotsuba.com/
今回は「私がグランドスタッフを目指すきっかけ」についてお話ししました。
大学に入ってからグランドスタッフに興味を持ち、色々大変な事もありましたが、私には合っていた仕事でした。
グランドスタッフの仕事に興味を持つきっかけをくれた元彼に感謝です。
少しでもグランドスタッフの仕事に興味を持つ人が増えますように!