カウンセラーは自分の心も大切にしながら働いてほしい
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 3.00
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 3.50
メッセージ-
仕事の性質上、患者さんのつらい話や苦しい話を聞くので自分も引っ張られてしまわないように気を付ける必要があります。
休日に自分の気持ちをリセットできる趣味を持っていたり、仕事とプライベートを意識的にしっかりと分けられる人のほうが長くこの仕事を続けていくことができます。
患者さんの心の問題との向き合いのため、必ずしも勉強してきたことが正解になるわけではないという難しさもあります。
感情的にならずに寄り添いながらも冷静な判断力が求められる仕事です。
仕事内容-
患者さんの悩みについてカウンセリングを行います。
1時間程度のなかで、話を伺いストトレス軽減や回復に向けてサポートを行います。
生活環境や精神状態についてヒアリングをして、カルテをまとめて医師へ引き継ぎます。
症状が重い患者さんはご家族と一緒にいらっしゃることもあるので、場合によってはご家族へ生活改善の協力のためにアドバイスを行うこともあります。
1日に多いときは10名以上のカウンセリングを行います。
生活環境の変化が多い春~夏ごろに患者さんが多くなりがちですが、比較的一定数の患者さんが常に来院されます。
なるには-
心理系の資格は持っておく必要がある現場がほとんどです。
試験範囲が広いので独学よりもスクールや通信での勉強が必要になるので働きながらの勉強の両立は難しいかもしれません。
臨床心理士の資格を持つカウンセラーが現場には多いです。
国家資格をもつカウンセラーも在籍しているので持っていると就職には有利だと思います。
やりがい-
患者さんの中には自分が心の病気だという事実に向き合いたくない方、あっさりと受け入れ診断書を求められる方など様々です。
私自身も適応障害になりクリニックに通院していた時期があり、自分の気持ちを具体的に医師に伝える難しさは健康な人よりも理解していたつもりです。
それでも、クリニックにこられる方々の事情は様々ですし医師やカウンセラーとの相性もあります。
患者さんによってかけてほしい言葉や対応も違ってくるのが難しい中で、通院される中で少しずつ心が健康になって転職先を見つけたいと話される方や学校にまた行こうと思うと話される方がいるとサポートできていると実感できます。
向いてる人-
人の話をしっかりと聞けること、その人に合ったサポートを判断できる人、自分の心が落ち着いている人ができる仕事だと思います。
医療現場ですので専門書や研修など自分で学ぶ場を整える必要もあります。
反対に、感受性が豊かすぎる人、話を最後まで聞かずに判断してしまう人はこの仕事はできません。
給料・年収-
年収は400万円届かないくらいです。手取りにして20万前半です。
医師ではなくカウンセラーのため、あまり給与は高くありません。
募集要項で600万円くらいのことがきさいされていましたが、今までで数えるほどしかいない優秀なカウンセラーの実績を掲載しているだけのようです。
休日・待遇-
病院なので日曜祝日はカレンダー通りにお休みですし、週休2日の休みは取れる環境です。
残業もほぼほぼ発せしないので18時過ぎには退勤できます。
早番や遅番ということもなく時間通りの勤務のため生活リズムも落ち着いています。
一般企業と同じように福利厚生は整っていますが変わった制度も特にない印象です。