HTML・CSSコーダーはコツコツ作業できる人に向いている仕事

HTML・CSSコーダーは、クライアントの要望に沿い、HTML・CSSを使ってデザインカンプの内容をホームページに反映させる仕事です。

ホームページを作ることが好きな人や、コツコツ作業することが得意な人に向いています。

HTMLとCSSは、PHPなどのプログラミング言語と違って比較的簡単なので参入しやすいと思います。

ただ、多くの企業でJavaScriptは必須になるので、調べながらでも使えるようになっておく必要はあります。

勤務形態は会社によって異なりますが、HTML・CSSコーダーは業務の性質上フルリモートOKの会社も多く、私は完全在宅で働いています。

従業員は私を含めて10名程度の小規模なベンチャー企業で、専らHTML・CSSコーディングの仕事を任されています。

営業担当の人が持ってきた案件ごとにデザインカンプを渡され、コーディングをして納品、その後クライアントから修正の要望があれば対応という流れです。

WordPressなどを用いたノーコードでの案件もあります。

デザインカンプの内容を忠実に再現することが求められるので、デザインに細かいこだわりのあるクライアントからの案件だと手間がかかることもありますが、綺麗に再現できたときは非常に達成感があります。

コーディングはデザインの仕事とは異なるので、「自分はこの部分はこのレイアウトのほうがコーディングしやすいし綺麗だと思う」と感じても勝手に変更することはできませんが、コツコツと忠実に作業することが得意な人には続けやすい仕事です。

フルリモートなので通勤やオフィス労働のストレスがなく、チャットやビデオ通話のツールを使って気軽にコミュニケーションができる環境も整っています。

上司も穏やかな性格で、チャットでの文面も威圧感を与えないように気を配ってくださるので安心して働くことができています。

私はクラウドソーシングを使ってフリーランスで2年ほど働いてから、30代前半で就職し、現在1年ほど続けています。

手取りの月収は25万ほどで、スキルに応じて昇給の機会も与えられています。

また、業績に応じて賞与もあり、現在私は1ヶ月分の月給（手取り25万）が年1回支給されています。