フォワーダーの仕事は時間との闘い

投稿者プロフィール

フォワーダー・事務 na-toさん

30代前半 男性経験:6年0ヶ月

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
2.50
仕事内容
2.50
やりがい
3.00
働きやすさ
2.00
給料・年収
2.50
休日・待遇
2.50
成長・将来性
3.00
メッセージ

フォワーダー業務は、スピードと正確さが求められますが、どちらかと言えばスピードの方が重要で、常に時間に追われます。

基本的なルーティン作業に加えて、イレギュラー対応も日常茶飯事ですので、会社や部署にもよると思いますが基本的に残業は多くなる傾向があります。

大変ではありますが、様々な国の方々と関わることができる仕事なので、英語が好きで国際物流に興味があるという方にはとても向いていると思います。

最初は大変かもしれませんが、慣れてしまえば楽しい業界だと思います。

実務に関しては専門用語が多いため、未経験であれば貿易実務検定C級程度を取得しておくと良いかもしれません。

仕事内容

物流会社のフォワーダー部門で、主に輸出をやっております。

フォワーダーの対応範囲は広く、荷主や船会社、通関業者、海外現地法人など様々な方と仕事を進めていきます。
輸出の流れとしては、

船のスペース予約→倉庫輸出作業→港へのコンテナ搬入→輸出通関→BL(船荷証券)発行→現地法人とのコレポン→現地配送 
が主な流れになりますが、私の場合、主に船のスペース予約を担当しております。

会社にもよりますが、船のスペースから現地配送まで1人の担当者が全て一括手配するフォワーダーも多いかと思います。

やりがい

フォワーダーは、受注から配送完了までの1つの案件が長く、様々な手順を踏んでいくので、案件が無事に完了し、荷主から感謝の言葉を頂く時がやりがいに繋がります。

また、手持ちの案件の進捗管理や進め方は各自に任せられることが多いため、裁量があり、それがうまくいった時の達成感は大きいです。

私は船のスペース確保が担当ですが、船が混雑してスペースが取れない時期がよくあります。

その際に、船会社に交渉したり、逆に船会社の要望を受け入れることで別の良い条件を引き出したりなど、様々な対応を講じることで手配を守ってきました。

スペースが取れた時に顧客から感謝された時は達成感ややりがいを感じています。

働きやすさ

国際系の仕事であるため、多様な人材採用を推進しているところが多く、男女や国籍問わず安心して働ける業界・職場だと思います。

ただ、残業はどうしても多い業界なので、子育てしながら働く環境がなかなか整っていないのが実情ではないかと感じます。

特に男性の育児休業取得率は低く、体質は古いと感じます。

給料・年収

勤続年数 約6年
月収 32万
年収 480万
賞与は年2回で各1.5〜2ヶ月分程度
土日祝休み
残業は部署や時期にもよるが平均して月15〜20時間程度。
閑散期であれば月10時間程度。繁忙期だと月40〜50時間になることもたまにあります。

休日・待遇

土日祝は多くの取引先が休みであるため、休日はしっかり休むことができます。年末年始も休みです。

夏休みは3日間与えられていますが、自分の好きな日に使用することができます。その代わりお盆休みが無いといったところです。

成長・将来性

様々な取引先と出会うことができ、また専門的な用語も多いので日々学ぶことができ、成長が実感できる環境であると思っています。

しかし、世界に目を向けると物価や為替で日本は市場から取り残されており、日本の後退を肌で感じることが多いのも事実です。

日本は貿易で成り立つ島国であるので、フォワーダーという業種自体が無くなるとは考えにくいですが、今後は生き残りをかけた市場獲得競争は激しくなっていくと考えられます。

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