製造業の経営企画は、製造現場を支え、会社の方向性を決める仕事
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.50
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 5.00
- 給料・年収
- 5.00
- 休日・待遇
- 5.00
- 成長・将来性
- 3.50
- メッセージ
-
製造業は製造現場が第一優先です。
良いものを安く、納期通りに作ることが当たり前で、加えて安全や環境、地域貢献など、会社は様々なことに配慮しながら企業活動をしています。
そんな中で、経営企画の仕事というのは、直接的には製造には関わりません。
具体的な仕事内容は各社で異なるかと思いますが、私の会社では予算を取りまとめたり、今後の会社全体の方向性や計画を立案したりしています。
直接的に製造に関わらないからこそ、製造をフォローしたり、会社の企業価値を高める必要があります。
この仕事を目指す方は、広い視野を持ち、会社を変えていこうという意気込みを持っていてもらえたらいいかと思います。
- 仕事内容
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大分県で勤務しています。
会社規模としては比較的大きい会社です。
私の職場内の立場としては部門のリーダーとして、部下の指導や課内の取りまとめをしています。
仕事内容としては、各種予算の取りまとめや、規程の管理、中期計画立案、資産管理などをしています。
- なるには
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中途入社の試験を受けて入社しました。
私はリーマンショックの少し前で、かなり生産と雇用を増やしていた時期だったので、特別な苦労をして入社したわけではありません。
ただ、今は中途入社はゼロで新卒もごく僅かな為、学生時代なにかに打ち込んだ経験と、それを仕事にどう活かされるかを分かりやすく人に説明する技能は必要かもしれません。
- やりがい
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経営層と近い関係にあるので刺激が多く、また会社全体の動きを知れたり、また自ら方向性を提案できることにやりがいを感じます。
個人的には、会社の非常時の復旧体制を確立した事や、要員計画を提案して認められたときなどに達成感を感じました。
- つらいこと
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経営層に近く、偉い人から色々な依頼が短手番で来たりします。
また、製造職場に対してお願いをしたり、職場間の間に立って調整することが多いので、コミュニケーション能力が必要です。
そういう職場なので、自分の管理できないところから急に仕事が来たり、なかなか思うようにいかない事もよくあります。
- 向いてる人
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まず、自分の経営企画という仕事は数字を多く扱いますので、数字に強い人が向いています。
強いとは、単に計算が早いというわけではなく、数字を見て間違っていたら違和感を感じたり、分析してそこから改善策を考えられる事です。
- 志望理由
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前職が嫌になり、転職先を探して見つけました。志望理由としては大きい会社で安定している事、土日が休みな事、全国転勤ではないことなどが挙げられます。
実際働いてみても志望動機の内容はそのまま満たされていたので満足しています。
- 働きやすさ
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非常に働きやすい環境です。
職場の雰囲気も良く、失敗しても個人を攻めるのではなく仕組みを改善しようという気風があります。
また、女性に対しても男性と同じように昇進できたり、また産前産後休暇などの制度も充実しています。
- 給料・年収
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私は37歳で勤続15年くらいですが、年収は600万円〜650万円くらいです。
同年代の地方勤務としては結構いただいている方だと思っています。
ただ、自分でいうのもなんですが会社の中でも出世している方なので、そうでない方は同じ事務でも400万円前後のという場合もザラです。
- 休日・待遇
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会社としてライフワークバランスに取り組んでいることもあり、休暇は非常に充実しています。
基本土日が休みで、さらに年末年始、GW、夏季連休でそれぞれ7日以上連休があります。
それ以外にも有休は取りやすい環境にあります。
- 就職・転職
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就職、転職する際は、夢や明確な目標がある方は、それに進んでください。
そうではなく、どこにするか迷っている方は、自分が嫌な事を考えてみて、それがない会社を選ぶのも一つの手です。
例えば、土日働きたくないとか、残業は嫌とか価値観はそれぞれですが、好きな条件で探すよりも意外と選びやすかったりもします。
- 恋愛・結婚
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男性の場合、普通の会社と同様、社内の方と結婚される方もいれば、そうでない方もいます。
休みはきちんと取れるので、恋愛する時間もあります。
また、女性も結婚後もほとんどの方は働き続けられる環境ですし、男性の育児休暇も会社として促進されています。
- 成長・将来性
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仕事を通して、さまざまな人と関わる為、成長できていると感じます。
ただ、私の会社は印刷関係の製造業なのですが、ペーパーレスの流れやスマホの普及により、将来性には不安を持っています。
業界全体が再編された時に、どう生き残るかは大きな課題と認識しています。