製薬会社のMRは、社会貢献度が高い職業
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投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.00
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 4.50
- 休日・待遇
- 4.50
- 成長・将来性
- 3.50
- メッセージ
-
製薬会社の営業というと、医師や薬剤師と言った高学歴な方たちと専門的な話をするので大変だと思っているかと思います。
正直に申し上げて楽な職業ではないです。
毎日、朝は医薬品卸に訪問して夜7時ごろまで外回りなので、社内の人と話すのもかなり少ない孤独な仕事でもあります。
上司に監視されながら仕事をすることがない反面、自己管理の必要があります。
スケジュール管理が上手で一人で仕事をすることが苦にならない人にはとても良い職業だと思います。
どの会社も給料水準が高く、福利厚生も充実しているので同世代と比べると高給取りと言えます。
- 仕事内容
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主な仕事の内容としては、医療機関に訪問を行い医師、看護師、薬剤師などの医療に携わる人達に面会を行い、自社製品の効能効果や起こりうる副作用などの情報を提供を行うことです。
また、新薬の情報収集などを行うことも重要な仕事です。
- なるには
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就職活動で製薬会社の試験に合格することでMRとして働くことが出来ます。
入社後、MR認定試験を受験することになりますが、合否に関わらず病院に訪問を行い情報の提供を行うことが可能です。
MR認定試験は300時間以上の講義を受ける必要になります。
- やりがい
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仕事のやりがいは、医師や薬剤師の方を通して患者様の生活の質を向上させることができたと感じた時です。
全国に1000人もいない珍しい病気の患者さんも診ている医師から、薬を使用したら症状が落ち着いて散歩が出来るようになったと連絡があったときは嬉しくなりました。
- つらいこと
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MR職は情報提供が主な仕事ですが、営業職でもあるので半年後に計画が与えられます。
その売り上げ目標の達成度で評価されます。
そのため、努力をしても病院の考え次第で自社品をカットされても悪い評価を受けたりします。
- 向いてる人
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営業職なので人と毎日しゃべることになります。
そのため、人と話すのが苦にならない人が向いていると言えます。
また、最新の医療や薬剤の情報に常にアンテナを張り、向上心を持って勉強に取り組むことが出来る人に向いています
- 志望理由
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目指したきっかけは大学の教授に営業職に向いていると言われたことで、どのような営業職があるのか調べたところ、社会貢献度が高い職業だと感じ目指すことにしました。
実際に働いてみて当初の想像通り社会貢献貢献が出来る職業です。
- 働きやすさ
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職場の雰囲気は会社によって変わってきますが、他の製薬会社と話したところ外資系はお世辞にも和気あいあいといった雰囲気ではないみたいです。
国内のメーカーは明るい雰囲気の中で働いていることが多いみたいです。
- 給料・年収
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給料に関してはかなり満足しております。
私は国内メーカーに勤めておりますが、入社一年目の年収が500万を超えます。
それに加えて営業手当などが3000円/日入るので同年齢と比較するとかなり好待遇と言えます。
- 休日・待遇
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それぞれの会社にもよりますが、私が勤めている会社では、有給休暇以外にも年に5日必ず休むことを義務付けられる年間休日制度という制度があります。
そのため、家族との時間を取りやすくプライベートとのバランスはとりやすいです。
- 就職・転職
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面接では、向上心があるかどうかを確認する質問だったり、問題解決能力を備えているのかを確認するために、学生の時にどのような問題をどのような解決したのかを具体的に答えてくださいと聞かれることが多かったです。
- 恋愛・結婚
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日々、医療施設に訪問することが多いため、周りでは看護師さんと結婚する人が多いです。
薬剤師や医療事務の方とも接する機会が多いので同様に多いと思います。
どの製薬会社も女性MRが多いので女性のライフイベントに関しても制度が整っています。
- 成長・将来性
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ネットで調べることが出来るのでMRは不必要になると思われるかもしれません。
ですが、治験時のデータや実際に患者に投与した際のデータなど重要な情報は、MRを通してしか知ることが出来ないと言われることが多いので、将来性はあると思います。