電力会社は目立たないけれど、確実に社会を支えている仕事

物事を大きな視野でとらえらる人に向いていると思います。

一つの会社に色々な仕事があります。好きな部署につければいいのですが、そうでない場合が多々あったように見えました。

広い視野で、自分の仕事が最終的に何の役に立っているのか納得できたり、その後の異動に向けて自主的に勉強したりできるといいと思います。

同じ時間働くならば、より多くの人の役に立つ仕事がしたいと思ったからです。

実際に働いてみると、電気を供給するだけでなく、ボランティア活動などを通じても地域を支えていました。より、社会の役に立っていると感じられました。

職場の雰囲気は良く、質問や情報共有もしやすかったです。

組合の若者向けの集まりがあり、他の営業所の若手も集まって、キャンプなどのイベントもあっていました。参加は自由です。

産休・育休をとれるのはもちろん、時短勤務をしている女性も多かったです。働きやすい環境でした。

大卒勤続４年目時点の月収は、社宅費や保険代が天引きされて、20万円くらいでした。

ボーナスは、東日本大震災後に原子力発電所が停止し、火力発電用の化石燃料の調達で大赤字になっていたため、とても安かったです。

組合活動は活発でした。

普通休暇やリフレッシュ休暇を計画的に消化するように促されます。

営業所が開いている間はお客様対応に時間が取られるので、閉まった後に事務処理をするため、残業になることがありましたが、そこまで多くはありませんでした。

福利厚生はカフェテリアプランでポイントがもらえるので、旅行代や保険代に充てていました。

面接で印象的だったのは、離島に配属になっても大丈夫ですか？と聞かれたことです。

実際に配属になった同期はとても楽しそうでしたが、人によると思います。

社外の人と結婚し、転勤すると同居できないため、退職しました。

そこそこ安定しているイメージがありますので、結婚相手としては人気の職業ではないでしょうか。

社内婚もありました。ただ、特に転勤先を考慮してくれるわけではないようです。

結婚で退職した人は女性も男性もあまり聞きませんでした。

小売りの部分では、電力の自由化に伴う新規事業者からお客様をとられるばかりで、あまり面白くないかもしれません。

新エネルギー事業や、海外のエネルギー開発にも意欲的なので、そちらは成長していけると思います。