幼稚園教諭の「仕事内容」の経験談・口コミ
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私は短大卒業後、愛知県にある全学年で200名以上が在籍している、大きな幼稚園(以下N幼稚園)に就職しました。
N幼稚園は1人担任制をとっていて、7年間の間に年少、年中、年長と全ての学年の担任をしました。
年少は親元を離れたばかりでまだ右も左も分からない子どもたちなので、最初はたくさん泣く子もいますし、オムツが取れてない子もいるのでそこら中でおもらし祭りだし、本当に大変です。
しかし日を追うごとに泣く子も減り、オムツも取れ、集団生活に慣れてきた頃にはだいぶ楽になり、つたない言葉で話す姿や一生懸命取り組む姿がとにかく可愛いです。
発表会はそこまでレベルの高いことは求められないので、その点の負担は少ないですが、年中や年長に比べるとやはり覚えるまで指導をするのに根気が必要ですので、そこの大変さはあります。
あと月齢の差が1番大きく出るのが年少です。
年中はお友だちとの関わりに慣れてきた半面、"自分との違い"が分かってくる年齢です。
まだ言って良いこと悪いことの区別が難しいので、ストレートに相手に伝えて傷つけてしまう、といったトラブルも出てきます。
これは実際に私が経験した話ですが、例えば外国人の子がクラスにいたら、「なんで〇〇ちゃんは黒いの?」「お風呂に入ってないから汚い」と言って接触を避けたり、発達障害の子がいたら「〇〇くんは変だから一緒に遊びたくない」等、自分との違いを感じてしまう子も少なくありません。
そういったところのサポートも難しくなってきます。
しかし心はまだ素直ですし、理解する力もついてきてるので、しっかり"違い"について話せば理解をし、解決することができます。
そしてクラス全体が再び良い雰囲気になった時はとても嬉しいですね。
年長は就学前ということで、求められるレベルややることのレベルがグンと高くなります。そのため、私のイメージですと新卒で年長を任されることは少ないのではないかと思います。
人間関係では保育士が仲介に入らずとも、子どもたちの中で誰かが仲介役になって解決できることもありますし、解決できなかったとしても事の経緯をしっかり説明できるようになるので、何がいけなかったのか等、保育士も指導しやすいです。しかし知恵もついてくる頃ですので、見極めが大事にもなってきます。
行事ではレベルの高いことが求められるので、保育士自体の経験による技術や指導力が必要になってきます。
しかし子どもは本当にスポンジのようで、こちらが指導すればするほど、どんどん吸収していき、どんどん覚えてくれるので、やりがいはとてもあります。
そして何より年長は卒園式。成長した子どもたちを卒園式で見送る時は感無量で、「頑張ってきて良かった。」心からそう思えます。

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