精神保健福祉士の「やりがい」の経験談・口コミ
-
ご利用者様の初回見学時やご利用初期に、ご利用者様自身の病状や病歴、家族関係や生活歴などをヒアリングし、説明や提案などを行っておりました。
センシティブなお話でもあるので、なるべく雑談を交えたり、共感を示したり、その方の表情や返答の仕方などを見ながら言葉と内容を選んで話すよう意識しておりました。
たくさんの方と対話した経験から、ご利用者様の契約者数や、相談回数の増加に繋がることができ、私自身も相手を考える力や話術をより深く学ぶことができました。
-
仕事のやりがいはやはり患者さんの困り事によって何ができるかを考えて一緒に動けることだと思います。
時には、医師や看護師さんへ福祉の視点から意見を述べて患者さんの希望を叶えられるよう努力したりもします。
その時は、とても苦しかったり悩んだりすることも多かったですが、何よりそれが実現し、患者さんが充実した生活を送っていると知る時はとても嬉しさも大きいです。
常に流動的に100名以上の担当患者さんを対応しているからか、不思議なことに看護師さんに名前を言われるだけで、生育歴や家族構成、金銭状況などがでてきて、今の状況を伝えられるようになるという日常生活ではあり得ない記憶力を発揮していました。
それもやはり入口から出口、そして退院後もかかわることができる唯一の職種特有なことなのかなとも思います。
忙しく仕事をしたい方にはとても有意義な仕事といえるかもしれません。