ワークスタイル とは
それだけ、今の日本はどのようなワークスタイルを選ぶのかということを考え、実行する人・実行しようとする人が増えてきているという証拠なのかもしれません。
今回はワークスタイルという言葉の意味と今後の動きについて触れていきたいと思います。
ワークスタイルという言葉の意味は?
ワークスタイルという言葉をそのまま日本語に訳すなら「仕事のスタイル」「仕事のやり方」となります。
ただ、このままでは意味が広すぎるので、もう少し具体的に見ていきましょう。
もともと、私たち一人ひとりはみんな、それぞれ異なる価値観を持っています。
同じ価値観を持つ人など、実はいないのです。
そんな多様性ある個人が、どのように仕事をしていけば幸せなのかという考えのもとに、ワークスタイルという言葉が頻繁に使われるようになりました。
ワークスタイルの昔と今
第二次世界大戦が終わり、戦後復興を成し遂げようと頑張っていた人たちは、昼夜関係なく仕事をしてきました。
ドリンク剤のCMで「24時間戦えますか」というフレーズが使われていたくらいです。
このフレーズは当時の日本を象徴するようなワークスタイルだといってよいでしょう。
しかし、今では、仕事とプライベートのバランス(ワークライフバランス)を考える人が増えてきました。
また、インターネット技術の発達も進んだことで、オフィスで昼夜関係なく仕事をするというワークスタイルではなく、自分が働きやすいワークスタイルで仕事をしようとする人が増えてきました。
たとえば、正社員として勤務しているものの、勤務している場所は会社オフィスではなく自宅というワークスタイルが少しずつ増えてきています。
特定の企業・団体・組織に属さず、自分が持っている技術等の能力を提供することにより、社会から独立した存在として耳にする機会が増えた「フリーランス」も、新たなワークスタイルの一つだといってよいでしょう。
今後、労働人口のの減少、仕事のグローバル化、女性の活躍促進、育児や介護といった社会問題とうまく付き合っていくためにも、ワークスタイルは画一的なものから多様なものにますます変化していくことでしょう。
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ワークスタイル変革とは?
世界は今、経済状況や仕事をする上での環境が激しく変わっています。
企業がやるべき変革の一つとして重要視されているのが、「ワークスタイル変革」です。
今まで、「ワークスタイル変革」というとIT技術を活用した単なる業務合理化であることも少なくありませんでした。
しかし、現在は、設備投資や運用コストを削減しつつ、生産性の向上や顧客が感じる価値を生みだすことこそが「ワークスタイル変革」だと考える人が増えてきました。
企業価値を高めるような成果を出すためには、成果を生む従業員一人ひとりの仕事環境を整えることが必要不可欠です。
雇用形態や就労形態を多様化させ、仕事にまい進しやすくすることも、ワークスタイル変革なのです。
ワークスタイル変革が進み、自分らしい働き方ができるようになれば、従業員は変革を実施している企業に対する愛着を感じるようになるでしょう。
変革を実施することで、チャレンジ精神やモチベーションの高い優秀な人材を獲得することにつながるのです。
この記事のまとめ
ひとことで「ワークスタイル」といっても、その背景やあり方について考えさせられることはたくさんあります。
皆さんも一度、自分が望むワークスタイルがどのようなものか、考えてみるのもよいでしょう。
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