「リバイズ」とは

ビジネスの国際化が進むとともに、カタカナ英語が違和感なく使われるようになりました。「リバイズ」と聞いて、あなたは何を連想しますか?





「リバイズ」の意味は

「リバイズ」は英語の表記では「revise」、「改訂する、修正する」意のカタカナ英語です。

Reviseの発音表記は「リバイズ」が正しいのですが、「リバイス」と言う人もいるようです。

これは日本語によくある表記の違いで、たとえば有名なジーンズメーカーLevi’sは日本では「リーバイス」ですが、発音表記なら正しくは「リーバイズ」です。

しかし、今さらリーバイスをリーバイズが正しいとする論調が起きるどころか、リーバイスで通用しているため、今さら修正しようなどの動きもありません。

このように、細かなところにこだわらず、誤用されたとしても大勢が使うようになればそれが正となるのが日本語の懐の深さなのかも知れません。

なぜリバイズを使うの?

「改訂する、修正する」の意味なら、reviseに近しい意味を持つ単語はほかにもいくつかあります。modifyやamend、change……しかしなぜリバイズを使うのでしょうか?

これは英単語の持つ意味が深く関わっています。

そもそもreviseは文書そのものを大きく改訂、更新したり、新たな情報を追記するような場合に使われます。従って「リバイズ」も文書などに関して変更が加わるときに使うのです。

また、ビジネスの国際化に伴い、英文に触れる機会が増えた結果であると言えます。

Revised documentなどはよく目にする英文です。生きた英文ビジネスれたーなどで英語に触れていくうちに、「リバイズ」が違和感なく身に付いたのかも知れません。

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「リバイズ」を使った具体的な会話

それでは「リバイズ」を用いた会話を実際に見て行きましょう。

「リバイズ」を使った会話例 

「本日の打ち合わせ内容を盛りこんで、資料をリバイズしてください。」

すでに資料があって、それをベースに改訂するように依頼があったようです。

その際は文書が改訂であることを示すため、改訂日のほかにrevised 1または改訂1などと記載することもあるようです。

この記事のまとめ

「リバイズ」または「リバイス」と聞いたら、それは元の文書を改訂することを意味します。

「リバイズ」と聞いて外国語であるとは分かったとしても、英語であるかどうかも判然としない方もいるでしょう。

ましてやカタカナ英語ではLとRの区別も付きませんし、元の単語の意味を調べるのも至難の技です。

用例を通してビジネス用語を正しく理解し、適切に使いたいものです。

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