「ニアリーイコール」とは

記号「≒」が「ニアリーイコール」、「近似値」であるというのを、数学で目にしたことがあるという方もいるのではないでしょうか。




「ニアリーイコール」とは

ビジネスで用いられる「ニアリーイコール」、実は和製英語なのです。

「nearly equal」と英語で表記できるものの、ビジネスで使用される「ほとんど同じ」や「おおよそ等しい」を何となく直訳してしまったものが定着したといってもよいでしょう。

英語で正しくは「approximately equal」と表記し、「ほとんど同じ」という意味になります。

実は数学の「近似値」を示す記号「≒」も日本や台湾・韓国では一般的ですが、国際表記では二重波線で記載されます。

「ニアリーイコール」を使った具体的な会話

それではビジネスシーンではどのように使っているのか見て行きましょう。

「ニアリーイコール」を使った会話例1

「A社の製品とB社のそれは、同じとは言えないものの、ニアリーイコールだと思うよ。」

どうやら2つの製品を比較して、形状や大きさなどは異なるものの、用途や性能などがほぼ同じものであるということを示しているようです。

この場合、全てがほぼ同じであれば、「パクリ」「モノマネ」などがビジネス用語としては正しくなります。「近似」のしかたによっては表現も変わってくるのですね。

「ニアリーイコール」を使った会話例2

「そこでそんなこと言ったら、けんか売ってるのとニアリーイコールでしょ!」

ビジネスシーンではまずあり得ないシチュエーションとは思いますが、何やら言い合いになってしまって、言ってはいけない一言を放ってしまったようです。

「その放言は相手にけんかを言っているのとほぼ同じだ」と言っているようです。

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この記事のまとめ

「ニアリーイコール」は和製英語で「ほぼ同じ」という意味です。

日本のビジネスシーンではよく使われる言葉ですが、英語のネイティブには伝わらないので気をつけるようにしましょう。

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