「右肩上がり」とは

新聞などを見ると「右肩上がりに株価が上昇」という言葉を目にすることはありませんか?

「右肩上がり」とは業績が上がっている状態を指しますが、具体的にどういうことなのか説明します。





「右肩上がり」の意味

売り上げや景気などを表すグラフは右にいくほど時間が新しく、上にいくほど売上が高くなります。

グラフが右上に上がっていくということは、以前と比べてどんどん売上が高くなってきているということであり、この状態を「右肩上がり」といいます。

反対語として業績がだんだん下がっていくことは「右肩下がり」と言います。

このように業績の伸び率を表す言葉には、他には「うなぎのぼり」という言葉もありますが、これは急激に業績が上がることをいいます。

それに対して「右肩上がり」というのは徐々に上がっていくというイメージに捉えるとわかりやすいと思います。

「右肩上がり」を使うシチュエーションと会話例

たとえばテレビなど話題の映画の紹介で「先月公開された映画「○○」話題を呼んでいます。観客動員数も増え続けて右肩上がりになっています。」とアナウンサーが伝えることがあります。

そんな右肩上がりの状態が3年続けば「3年連続の右肩上がり」という使い方をします。

また社内での会議などで「現時点で今年の売り上げ目標をすでに達成しました。利益も右肩上がりになっています」というふうにまわりに伝えることもできます。

株式投資などでは 「なだらかな右肩上がりの株価動向を示す銘柄に注目」という言い方をします。

つまりグラフの線がなだらかで、少しずつ業績が上がっている会社はグラフの線が凸凹した業績の会社よりは安定していると考えられるからです。

右肩上がりというのは安心感がある印象がありますよね。

右肩上がりというのは金銭面に限った事ではなく「○○さんのイメージも右肩上がりだね」といった抽象的な表現にも使われます。

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この記事のまとめ

「右肩上がり」とはこのようになんとなく景気のいい言葉です。

ずっと「右肩上がり」なら良いのですが、会社でも業績が上がり続けるという会社は少なく、上がったり下がったりを繰り返すことが普通です。

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