グランドスタッフは決して華やかではなく体力勝負の仕事です

投稿者プロフィール

グランドスタッフ patさん

20代後半(就労時) 女性経験:8年0ヶ月

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.00
仕事内容
3.50
やりがい
4.00
働きやすさ
3.00
給料・年収
1.00
休日・待遇
4.00
成長・将来性
3.00
メッセージ

4大卒です。就職氷河期世代でなんとか新卒採用してもらえました。

飲食店でのアルバイトがきっかけで接客が好きになり、英語が活かせる職場を探していました。

グランドスタッフにはずっと憧れていたので、採用されたときは泣くほどうれしかったです。

しかし実際には全く華やかな仕事ではありませんでした。

早朝から夜間までのシフト勤務で、役職がついても部署によっては毎日のように走り回ります。体力があるに越したことはありません。

国際空港で働く場合は英語もTOEICの点数に捕らわれず、イレギュラーがあった時など自分の言葉で話せるようにしておいた方が良いと思います。

給料も安いし大変ではありますが、非常にやりがいがある仕事です。

グランドスタッフを目指す方、応援しています!

仕事内容

勤務地:成田国際空港
勤務先規模:約1000名

【仕事内容(適正により変わる)】
私はチェックインカウンター業務、チケット発券業務、搭乗手続きカウンター業務、到着便の旅客案内業務を経験しました。適性によっては上顧客が利用するラウンジや、出発便の座席などをコントロールする部署、手荷物案内所などに異動になった同期もいました。

【1日の仕事の流れ(チェックインカウンター早番の例)】
6:00 担当業務をローテーションで確認、業務準備
6:30 ブリーフィングで当日の旅客数や注意事項を確認
7:00 カウンターオープン
ひたすらチェックイン
11:30 交代でランチ休憩(1時間)
休憩後もひたすらチェックイン、たまに業務改善などのチームミーティング
14:30 業務終了

やりがい

映画「ハッピーフライト」を見たことがある方はご存じかと思いますが、搭乗手続きカウンターでは、飛行機の大きさによりますが20~30分ほどでお客様を座席に案内して定刻で飛行機を飛ばすというミッションがあります。

その間にチェックインカウンターやコントロール部門からの依頼を受けて(無茶ブリをされることもあり)それを調整したり、客室乗務員たちとも連携を取りながら、チーム一丸となって安全に1便1便を飛ばすことにやりがいを感じていました。

つらいこと

イレギュラーがあると深夜残業になることも多いです。東日本大震災の時は、お客様も自宅に帰れずに空港に泊まり込みという状態になりました。お客様にラウンジから食事を提供したり、寝袋を配ったりと深夜遅くまで対応したことを覚えています。

向いてる人

パイロットや客室乗務員など「はじめまして」で終わるスタッフをはじめとして様々な部署の人たちと関わるのでコミュニケーション能力は必須です。チームの和を重んじることができる人が向いていると思います。自分の頭で考えて積極的に動けると、なお良いです。

給料・年収

30歳、勤続年数:8年、月収30万円程度(はっきりとした金額は忘れましたが、職責手当2~3万円込み)

独身であれば最大10年程度、会社の寮に入れました。寮費は給料天引きです。

体験搭乗制度というものがありました。回数制限はありますが国際線と国内線ともに割引運賃で自社の飛行機に乗れます。

予約はできないので注意が必要ですが、制度を利用して旅行を楽しむ人が多かったです。

休日・待遇

基本的に4日勤務後に2日休みというシフト勤務でした。3チームに分かれて早番2日、遅番2日というローテーションです。

月9日休みだったので、たまに5勤1休というサイクルになることもあります。当時は有給休暇も比較的取りやすく、8連休を取って海外旅行に行っている人も多かったです。

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