総務は何でもする必要があるが信頼を得られる仕事

目立つ業務は営業等に比べればほとんどありませんが、会社や社員を支える大切な仕事です。

業務が多岐にわたり、いかに社員が働きやすい環境を作るかが大切です。

ベンチャー企業の総務職は、こちらからもいろいろ意見が言えたり提案する機会があります。

自発的に動けば評価してもらえる環境があるので、転職先として総務を検討する場合は、自分の提案も聞き入れてもらえる環境なのかを面談の際に質問するといいと思います。

前職でも総務でしたが、その際は何かを提案するよりも確実にある業務を遂行するほうが大切だったのでどんな仕事をしたいのかを自分で判断しておくとギャップが生まれにくいと思います。

都内の会社で社員数は５０名前後です。

複数の事業を展開している会社ですがメインは広告代理店と人材紹介業です。

総務の仕事は、ほかの会社と大きくは変わらないと思います。消耗品やPCなどの発注・在庫管理やオフィスレイアウトの調整、人事労務の業務（休暇管理や書類手続き）や契約書管理、社内イベントとしてキックオフなどの会場手配や進行サポートがあります。

毎日同じ業務というよりは社内の状況や時期によって変わってきます。

誰でもできる仕事だけど、率先してやることで信頼を得られる仕事だと思っています。

どうして私がこんなことをやらなければいけないんだろう…というレベルの仕事ももちろんあります。

依頼者本人がやったほうが早いのでは？と思うこともありますが、そんな中でもこれをすれば助かる人がいるんだと気持ちを切り替えて、依頼がある前に実行することで社員と信頼関係を築くことができます。

雑務だとしても見てくれている人はいるので、〇〇さんは仕事が早くて助かる、依頼がしやすいと言っていただけることはうれしいことだと思います。

情シス担当との業務の切り分けが難しく、Wi-FiのトラブルやPC周りの相談も来てしまい、緊急性が高いが専門性も高い相談が来てしまうことがあります。

情シスやIT部門は在宅勤務していることもあるため、業務範囲外の知識を求められてしまうことがつらいですが、社員は総務＝何でもやってくれると認識しているので断りずらさがあります。

年齢層が若く、20～30代の社員がほとんどです。

そのためか、社員間の距離が近く部署関係なく距離感は近い会社だと思います。

女性社員も多く時短勤務をしている社員もいます。

距離の近さの弊害としてはプライベートなおしゃべりも仕事中に多いので、仕事とプライベートを分けたい人は会話に入りずらいかもしれません。