救急救命士は傷病者が社会復帰することを目指して日々訓練
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 3.50
- 給料・年収
- 3.50
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 3.50
メッセージ-
公務員を目指す方向けに自分が約10年働いてきて感じたことをお伝えできればと思います。
公務員は若いうちは給料も少ないですが、ボーナスがコロナ禍で周りの企業がボーナスが出ない時でも、ボーナスが支給されたりと、安定感がある仕事だと思います。
そのため、住宅ローンや車のローンも通りやすいなどの信用力も高いです。勤続年数が増えるにつれ、年収も増加していきます。
市民のために働きたいと感じる方にこの仕事について少しでも知ってもらえたらと思います。
仕事内容-
現在は救急救命士として勤務しております。
基本は朝から次の日の朝までの当直となり、1ヶ月で約10当直します。それ以外の日は当直明けと休みというイメージです。
救急業務では多い年だと1日数十件出動するため、夜も眠れない日がありますが、ありがとうとお礼を言いにきてくれる方もおり、やりがいを感じます。
消防隊としては、火災や交通事故現場へ出動する他、学校や企業へ出向き、避難訓練や火災予防のための立入検査を行います。
なるには-
高校卒業時に救急救命士の資格を取得できる専門学校に入学しました。こちらは3年制の学校です。
学校では救急救命士の国家試験の勉強と並行して公務員試験の勉強も行われます。
また、病院実習や消防実習というカリキュラムもあり、就職前から救急の仕事を体験することができます。
やりがい-
救急業務では、辛い現場を見たりすることもありますが、わざわざありがとうとお礼を言いにきてくれる方がいたり、ハガキを送ってくださる方もいて救急業務をやっていて良かったと思うことがあります。
救急救命士は資格を持った人しかできない特定行為と呼ばれる行為ができるので、主に心肺停止の傷病者に対して、点滴処置を行い、薬剤を投与すること等ができます。
短い時間、限られた空間で行う処置なので難しいことも多いですが、心拍が再開して社会復帰することを目指して日々訓練しております。
向いてる人-
消防に向いている人は、体を動かすのが好きな人、部活動などをやっていた経験がある人だと思います。
また、24時間他の職員と勤務するため、コミュニケーションを上手くとれる方がこの仕事に向いていると感じます。
志望理由-
高校生の時に野球部に所属していて、部活動中に怪我で救急車で運ばれた経験がありました。
その中で救急救命士という仕事を知り、自身もこのような仕事につきたいと思ったのがきっかけです。
自分を見て、この仕事につきたいと感じる子ができるよう優しい救急救命士を目指していきます。
働きやすさ-
職場の雰囲気は一緒に勤務する人で違うかやといった印象です。
近年女性職員も増加しているため、女性も働きやすい職場になってきているのかなと感じます。
どこの職場にも嫌な上司などがいると思いますが、上手く付き合っていくことが大切だと思います。
給料・年収-
30歳、勤続年収9年で月収30万、手取り23〜25万(時間外によってばらつきあり)、年収500万以上、ボーナス年に2回となっています。
市町村によって基本給や手当に若干の差があるので、試験を受ける前に確認することをお勧めします。
休日・待遇-
先ほどもお伝えしたとおり、当直勤務という体制上休みが多いので平日に出かけたりすることが多いです。
メリットは普段混んでいるお店も空いていること、デメリットは土日にも仕事があるため、周りの友人となかなか休みが合わないことです。
就職・転職-
公務員は民間の企業とは違い、転職という方はあまり多くないようなイメージがあります。
就職先の選び方は大都市に出てたくさん出動したい方は大きな都市を選んだり、自分の地元で働きたいといって、地元に就職する方も沢山います。
成長・将来性-
救急件数は後期高齢者社会において、年々増えていくことが予想されます。
また、近年救急救命士の行うことの出来る処置も増えてきているため、日々勉強を行って自己研鑽していけば、知識だけでなく救急隊としても成長できると感じます。