臨床検査技師は縁の下の力持ち
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.00
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 5.00
- 働きやすさ
- 3.50
- 給料・年収
- 5.00
- 休日・待遇
- 5.00
- 成長・将来性
- 4.50
- メッセージ
-
臨床検査技師は、表立って皆に知られている職業ではないけど、院内では意外とドクター、看護師その他職種の方からかなり頼りにされている存在だと感じています。
特にドクターから検査依頼を受ける時も、どのオーダーを立てたら良いか、また結果について技師の意見を求められ診療にフィードバックされる場面もあり頼りにされた時も多々ありました。
看護師は検査結果や特殊な検査項目などについては読解が不慣れな方も多く、よく質問いただき、その都度検査結果などの読み方など患者の今の状態なども説明したりしました。
なので、病院内での立場は皆と対等です。
- 仕事内容
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大学病院勤務で、夜勤もある第二次病院です。
朝は8時から病棟の検査スピッツを回収して、朝の検査を始めつつ、外来が始まったら外来患者さんの検査を随時行います。
午前中が勝負というところが多いです。
特に朝から採血、朝からエコー検査の場合は空腹時の場合が多いので患者さんもイライラしがちです。
なので迅速に採血をしたり会話をしながら接したりしています。
午前中外来受付という場合が多く、外来受付も多いため先生や看護師さんたちもバタバタしていることが多く検査結果を迅速かつスピーディーにパソコンで送信し、時には検査結果について問い合わせも受けます。
午後は比較的外来も混まず、ゆったりと検査をしています。
急ぎでない入院患者さんの検査や、脳波検査、下肢エコー、乳腺エコーなど時間のかかる検査は午後が多いです。
夕方5時以降、外来受付終了以降は夜勤者に引きつぎをして終了です。
- やりがい
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患者さんの定期的な検査では経過が良くなっている事を誰よりも早く検査でわかるので、先生に伝えられるところ。
また、外来患者さんで定期的に検査を受ける患者さんは顔見知りになって、会話もはずみ、検査以外の話も聞かせてくれたりします。
夜勤帯は医師や看護師も少ないため、検査で接する時など頼りにされる場面が多くやりがいがあります。
研修医の先生や、担当分野以外の患者さんを夜勤で受け持った先生などに、この検査結果からどのような状態か、技師としてどう思うか、問われたことがあり技師としての知識を活かして夜勤を乗り切ったことがあり達成感があります。
- 向いてる人
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表立って仕事をしたいというよりは、検査室というバックヤードでこつこつ正確に仕事をしたいという人に向いていると思う。
採血やエコーなどの検査を担当する時もあり、その場合患者さんと接するので接客スキルは必要です。
- 給料・年収
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夜勤もやっており、都心部であったため初任給から他の業種の新卒者より多めに頂いていたと思います。
月収は20万以上からスタートで、昇給もありボーナスも一年目からきちんと出ていました。
夜勤手当は他の病院に比べてとても少ないと聞いています。
そのかわり夜勤や正月などはやりたい若者は、挙手でやらせてくださいといえば、勤務につけて、少し稼ぐことができます。
- 休日・待遇
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基本的に、土曜日は病院が開いていることがどこも多いので土日連休ということは少ないです。
土曜日は出勤が多いです。
有休はきちんと取らせてくれるので、長期連休を土日と絡めて作りやすく海外旅行もよく皆さん行っています。
福利厚生はしっかりしています。
- 恋愛・結婚
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結婚は検査技師という仕事を理解してくれる方ならどんな職の方でも良いと思います。
ただ、夜勤があるため、相手の方も夜勤や夜遅くまでの仕事の方だと、子供ができた時に夜勤が被らないように配慮してシフトを組んだり、他に頼る所を見つけておかないと勤務し続けらないです。