地方公務員が異動時にやらなければならない業務
地方公務員は3年に1度ほど異動がありますが、その時は仕事の引き継ぎなど様々なことが重なり、慌ただしくなります。
地方公務員の異動に向けての準備等
地方公務員の異動に向けての準備等は、主には年度末の慌ただしい中で行われ、新しい部署でもゼロからのスタートとなることから大変です。
以下に3点ほど記載しましたが、他にも様々な調整事などがあり慌ただしいです。
やらなければならないこと その1:仕事の引き継ぎ
まず自分が異動することとなったら、自分の仕事を引き継ぐための引継書を作成しなければなりません。
自分が取り組んでいた仕事について、現状の課題等を踏まえた新たな引き継ぎ事項を加えて、引継書を作成します。
また、自分の異動先で新たな仕事の引き継ぎを受けます。
それまでやっていた仕事と全く違う仕事に取り組む場合が多いため、新たな仕事の引継書をもらって説明を受けた日は頭の中が容量オーバーで、しばらく呆然としてしまうことがよくありました。
新しい仕事に慣れるまでは、やったことのないことに対する不安は結構大きいものです。
また、異動してからも、前の職場から異動前の仕事に関する問い合わせを受けることがありますので、自分の新しい仕事にいっぱいいっぱいになりながらも、対応していくこととなります。
もちろん、自分もわからないことは教えてもらわなければならない立場で、持ちつ持たれつの関係なので、どんなに忙しくても丁寧に対応することを心がけていました。
やらなければならないこと その2:年間スケジュール確認等
基本的には、前任者が新年度におけるイベント会場の予約や広報誌掲載のスケジュール等について、調整してくれていることが多いので、その確認と自分のスケジュール調整が必要です。
スケジュール調整の済んでいない事業については、上司と実施等に関する方向性を定め、予約等を早めに行うこととなります。
他にも、新年度予算で執行する必要のある大きな事業等があれば、入札等の手続を早めに進めなければ実施することができなくなってしまうので、すぐに取り掛かる必要があります。
やらなければならないこと その3:異動先で関わる外部関係者を覚える
何年か勤務していれば、異動先の上司や同僚に知っている人がいることは多いのですが、その部署で関わる外部の関係者とは初めてお会いすることがほとんどかと思います。
自分はあまり得意ではなかったのですが、これからお世話になる方々の顔と名前をできるだけ早く一致させることが、仕事をスムーズに進める上で大切です。