N幼稚園に就職して衝撃を受けた話②〜おやつ準備の年功序列〜
N幼稚園では、子どもが降園して掃除が終わった後に職員のおやつタイムというものがありました。
先輩に初めておやつの準備の仕方を教わった日。そこでも衝撃的なことが…!!!
1番下っぱは極薄紅茶
おやつの準備はスナック菓子のしょっぱい系とチョコレートやクッキーなどの甘い系を上手い具合に職員の人数分のお皿に入れることと、それぞれの職員のコップに紅茶を淹れることでした。
紅茶はポットがないので、Teaバッグをコップに入れるのですが、ここで先輩から耳を疑うような発言が。
「Teaバッグは2つで全員分(8人分)淹れてね。淹れるときは1番上の先輩から順番で。」
ええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!
うすいさちよ28歳独身さまじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!
マジで心の中でそう叫びました。
だって要は1番上の先生は極濃紅茶、1番下っぱの人は極薄紅茶ってことですよ?
そんな年功序列あります?????(笑)
ちなみにおやつを取りに行くのも1番上の先輩からです。
選べるように良い具合に味や種類などバラバラに入れてあるので、先輩から好きなものが選べるのですが、これに関してはさすがに不平等じゃない!?と不満がありました。
だって全員同じ金額のおやつ代を出し合って買ってるのに、下っぱは毎回売れ残りで、ひどい時なんてスナック菓子袋の下の方にあるバリバリになった部分ですよ!?
極薄紅茶に、バリバリのおやつ。
なんだか当時の自分が可哀想になってきました。(笑)
なんでも年功序列
エピソード①でもお話しましたが、ゴリッゴリの縦社会幼稚園でしたので、どこからどこまでも年功序列。
職員で歩くのも先頭から古株順。
部屋に入るのも後輩がドアを開け、古株から順番に入室。
先輩が物を運んでいようもんならダッシュで駆け寄り「代わります!!!」と交代し
電話がかかってこようもんなら1番下っぱがダッシュで我先にと電話を取る。
余談ですがN幼稚園はワンコールdeもしもしが絶対でしたので、職員全員ちょっと電話機から離れたところにいてワンコールdeもしもしができなかった時は園長に叱られます。
なので先生たちはみんなかなり電話音に敏感でした。
もし当時ワンコールdeもしもし(しつこくてごめんなさい)大会があったら優勝していたと思います。
私は小学校~高校までバスケットボール部で、それこそ中高はいわゆる体育会系でそういった年功序列には慣れていたので、変な年功序列に衝撃は受けたものの耐えられたのですが、耐性がなかったり、心が強くないとここの幼稚園ではやっていけないな、とつくづく感じました。
私が退職してから時代の流れとともに徐々に年功序列も和らいでいったそうですが、今のおやつ制度がどうなっているのか気になりますね…。
次はいよいよクラス準備での衝撃エピソードです。エピソード③へどうぞ!!!