助産師の仕事は分娩介助以外にもさまざまある

投稿者プロフィール

助産師 snoopy071033さん

30代後半 女性経験:8年0ヶ月

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
4.00
やりがい
4.00
働きやすさ
4.00
給料・年収
3.50
休日・待遇
3.50
成長・将来性
3.50
メッセージ

看護師ではなく助産師を目指しているということは、助産師を志望している理由がはっきりしている方が多いのではないかと思います。

私は就職当初2年間助産師として働き、その後6年間看護師として勤務した後、今現在再度助産師として病棟で働いています。

看護師も素晴らしい仕事ですが、助産師は助産および母子ケアなどをさらに深く学び、専門的に実践することのできるスペシャリストです。

最近では不妊治療にも力を入れている施設が多くなってきており、さらに助産師の知識や技術が活かせる場が増えてきています。

また、正常分娩の介助は助産師の独占業務であり、助産師にしかできない仕事であることも魅力の一つです。

ぜひ頑張ってください。

仕事内容

現在長野県の病院で勤務しています。300床程度の二次救急病院です。

私の働いている病棟は、産科・婦人科・小児科の混合病棟で、看護師さんも一緒に働いています。

混合病棟なので婦人科小児科を受け持つこともあり、看護師業務も兼務しています。

助産師業務としては、切迫流早産等の患者さんの入院管理、分娩介助、帝王切開のベビーキャッチ、新生児室業務など、主に産科に関わる業務全般を担っています。

最近では不妊治療の患者さんも増えてきているので、採卵や胚移植の介助業務も行っています。

やりがい

やりがいは行う業務内容によって様々です。

分娩では、お産後の父母と子の対面時の素晴らしさや、分娩第一期・第二期のケアに対して感謝されることなどです。

褥婦ケアでは、産後ブルーのになっている方に寄り添い、元気に退院していく時はとても嬉しいですし、乳房のトラブルで授乳に困難を感じている患者さんについて、チームで話し合いながら解決できた時など、ちょっとしたことでやりがいを感じられる場面が多くあります。

業務内容も様々なのも、やりがいの多い理由の一つかもしれません。

つらいこと

頻繁ではありませんが、子宮内胎児死亡や疾患を持った児の出生などもあります。

児のケアはもちろんのこと、家族のケアを行う際には、考えさせられることが山ほどあります。

私たちも人間なので、とても悲しいですし、切ないです。

この業界では、予期せぬ事態や悲しみが多くあるのも事実です。

向いてる人

助産師を目指そうと思えている方は向上心がしっかりある方だと思うので、基本的にはやっていけると思います。

産科が好きな人、新生児が好きな人は向いていると思います。

ただ、分娩介助は素晴らしい技術ですが、かなりのリスクが伴い精神的にも疲れることも多いので、ある程度の覚悟が必要だと思います。

働きやすさ

助産師自体が女性しかなれない職業なので、医師以外は女性のみの職場です。

職場の雰囲気は施設ごとで全く異なります。

現在自分が勤務している病院は割と雰囲気も良く、スタッフ間でコミュニケーションがとれています。

また、病棟スタッフ同士協力して業務が行えているので残業も少なく、働きやすい環境だと思います。

給料・年収

病院や働き方によって年収は様々かとは思いますが、私自身現在の年齢で560万円程度です。

夜勤回数や残業によっても収入は変わりますが、私の職場ではほとんど残業はありません。

また、休みは月に10日程度は取れていますが、年休はあまり消化できていません。

医療業界全体的に、年休消化がしっかりできるところは少ない印象です。

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