貿易の現場は刺激的な仕事
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.50
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 5.00
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 4.50
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 4.50
- メッセージ
-
英語がわからないまま貿易事務兼現場スタッフとして働いていました。
国内のみの環境と違い、時間が不規則であったり、日本ではなかなか起こらないトラブルなども多くありましたが、とても刺激的な仕事であったと思います。
就業時間内に仕事が終わらないことがほとんどでしたが、多くの国の方々と直接やり取りしたり、海外のことを教えてもらったりと個人的にとても楽しく働くことができました。
海外とつながる仕事を目指すことは難しい、英語が必須と思われがちですが、私のように英語が話せないまま働くことも無理ではありません。
ただし、海外の方の文化や宗教に関してはタブーもあるので、お互いに尊重すること、主張は日本人相手の場合よりも強くすることも重要になると思います。
- 仕事内容
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千葉県で150人ほどの会社に勤務していました。
その中で、新しくできた貿易部に配属され、貿易部の営業スタッフ3人、貿易事務1人という小さな部署でした。
主な業務は、日本で廃車となった自動車の部品を海外に輸出することです。
私の主な業務は、輸出関係の書類作成、輸出するためのコンテナ手配、船の手配、海外への書類発送でした。
しかし、小さな部署だったため、事務といえど安全靴を履き、ヘルメットを被り、現場での商品確認、コンテナへの積み込み、港まで直接商品を持ち込むことなども行っていました。
- やりがい
-
海外のバイヤーが直接訪れるスタイルだったため、何カ国もの方と直接やり取りできたこと、国によっては英語が役に立たないこともありました。
また、トラブルも
・小切手の偽造
・担当者が急に行方不明になること
・時差があるため就業時間終了後に急ぎの仕事が入ってしまうこと
・欲しい部品の説明のために事故現場の生々しい写真が送られてくるなど、
日本ではありえないようなトラブルも多くありましたが、個人的には飽きることのない刺激的な職場だったと思っています。輸出したものが海外で役に立ち、お礼の連絡をいただくことも多くあることで達成感も得られます。
- 向いてる人
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チャレンジ精神があり、さまざまな文化を受け入れることができる人、相手の無理な要求をはっきり断ることができる人が向いていると思います。
先回りしてさまざまなトラブルを予測することも重要になります。
そのため、やり取りする国の習慣や仕事に対する誠実さを知っておくなど、事前に調べる努力が重要だと思います。
- 志望理由
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環境問題に関心があり、環境問題に国際的に通り組んでいるリサイクル企業に絞って仕事を探しました。
英語ができないため、貿易部に配属され戸惑いましたが、特別に難しいということはありませんでした。
また、貿易に関する資格などもありませんでしたが、流れは決まっているため難しいと思うことは少なかったです。
- 働きやすさ
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一般企業の中の貿易部であったため、特別な難しさなどはありませんでした。
個人的に人見知りもあまりしないため、多くの人が出入りする職場は楽しく働きやすいと感じていました。
男性が30人以上いる支店で、女性は私を含め2人だけでしたが、女性だから働きにくいということはありませんでした。
- 給料・年収
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・年齢:20代後半
・勤続年数:3年勤務
・給料:手取りで20~25万円
・ボーナス:当時円高の影響で業績が悪化していたため、数万円でした。
・待遇:社宅があり、月3000円でワンルームのアパートを借りることができました。 - 成長・将来性
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直接、多くの国の方と関わることができるので、海外とのやり取りに慣れることはさまざまな場面で活かせると思います。
そして、国際社会はこれからも進むため、貿易業界は伸びる業界であり、努力次第では販路の拡大なども世界規模で行えます。