「仕事納め」とは
忙しくなってしまうのは「仕事納め」の日までに年内の仕事を終わらせなければならないからです。今回はこの「仕事納め」について説明します。
「仕事納め」の意味
「仕事納め」とは年内の最後の仕事を意味します。
官公庁では12月28日が仕事納めです。土日がはさまった場合は仕事納めは早まるので、例えば28日が日曜日の場合の仕事納めは26日の金曜日になります。
官公庁の仕事納めは「御用納め」といわれていました。
戦後、この「御用納め」に習って一般企業でもお正月休暇をとりいれることになったため、その年の最後の仕事を「仕事納め」というようになりました。
クリスマスを神聖な日と考える海外と比べて、日本ではお正月を神聖な日ととらえるので年末年始の休暇がありますが、海外ではクリスマスを中心に休暇をとります。
そのため元旦だけお休みで2日から通常業務を行う会社も少なくありません。
「仕事納め」を使うシチュエーションと会話例
会社の仕事納めも12月28日のところが多いのですが、企業によって仕事納めの日は異なることがあるので「弊社は年内は○○日までの営業となります」と仕事納めの日に関する連絡を前もって行います。
このように公のお知らせの場合は「仕事納め」という言葉は基本的には使いません。
たとえば年末、上司が部下に「仕事納めまで後3日、がんばりましょう」というように使います。
また個人的に取引先の人と会う際に「仕事納めはいつになりますか?」というように仕事納めという言葉を使うことはあります。
仕事納めの日は「今年もお世話になりました。よいお年をお迎え下さい」と挨拶するのが礼儀です。
この「よいお年を」という言葉は、来年一年間良い年でありますように、という意味ではなく、平和に新しい年を迎えることができますように、という年越しへの願いが込められています。
最近ではメールのやり取りも多いので、年内最後のメールには「今年一年大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎え下さい」というように一言、年末の挨拶を付け加えるようにしましょう。
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この記事のまとめ
このように一年の終わりの大切な節目の日が「仕事納め」です。
何かと忙しい12月ですが、「仕事納め」の日はおだやかに迎えて気持ちよく「よいお年を」の挨拶で一年を締めくくりたいものですね。
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