「昨日の今日」とは
昨日の次の日は今日ですが、単純に日にちの経過を表す言葉ではありません。それでは一体どういうときに使うのでしょうか。
「昨日の今日」の意味
昨日の今日とはちょっと変な言葉に聞こえますが、昨日の次の日の今日、つまり昨日何かがあってからまだ一日しか経っていないという意味です。
実際には厳密に一日の違いというよりは、昨日と今日との間くらい短期間の間に、という意味があります。
「昨日の今日」という言葉を使うシチュエーション
「昨日の今日」という言葉を使うときは、あることが短期間でもう違うことになっている、というニュアンスで使われることが多いのが特徴です。
またその違うことになっていることは昨日より良くなっているという意味で使われることはあまりありません。
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「昨日の今日」の会話例
「今日からダイエットする」と宣言したばかりの人が、ケーキを食べているのを見たときに、「昨日の今日なのにもうケーキ食べているじゃない」というように使います。
「ちゃんと毎日勉強する」と言った子どもが、翌日からテレビばかり見ていたりするときにも使えますね。
そのようことなら大きな問題はないのですが、仕事上でお願いしたことを承諾してもらったばかりなのに、次の日になって「やっぱりできません」と言われてしまったような時は問題は深刻です。
とくに期限が迫っているようなときは、また別の人に仕事を頼まなくてはならなくなります。
「昨日の今日でそう言われてもこちらとしても対応に困ります」ということになってしまいます。
社内の会話としては、上司が部下に注意したことを、また部下がやってしまったりすると「昨日の今日でまた忘れているじゃないか」と上司にしかられることもあるかもしれませんね。
また、自分から言った事を短期間で結局実行できなかったことを謝るときに「昨日の今日でこんなことになってしまい申し訳ありません」といった言い方もできます。
この記事のまとめ
「昨日の今日」とはあまり好ましい意味では使われません。
「3坊主」と同じような意味合いで使うときはいいのですが、ちゃんと約束をしたのに「昨日の今日で」と言われるようなことにならないように注意したいものです。
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