「押下」とは
今回はこの「押下」という言葉について説明します。
「押下」の意味
「押下」は「おうか」と読みます。キーボードのキーを押し下げることを意味する言葉です。
大体の場合は「キーボードを押す」と書けばよいのですが、パソコンのキーを押すことを英語で「クリックダウン」と言い、その言葉を直訳すると押下になるので、より厳密に伝えたい場合などに使うことがあります。
「押下」を使うシチュエーションと使用例
たとえばパソコン教室などで「書いた文章を消したい場合は、その文章を選択してdeleteボタンを押下してください。」というように使います。
ボタンを押すときはどのような場合でも、押すことと離すことがセットになっていますが、この押下という言葉を使った場合はボタンを離すことは含まれず、ボタンを押すということを意味しています。
例えば「英語の大文字を入力する場合は左手でshiftキーを押下したまま入力します」と言うこともできます。
とはいえ、普通に「押してください」で意味は通じるわけなのですが、「クリックする」という言葉との意味合いの違いをはっきりさせるには便利な面もあります。
パソコン操作においてはボタンを押すだけでは、操作できないことがたくさんありますよ。
書類を開くときはファイルアイコンを選んでダブルクリックすることではじめて開くことができます。
マウスボタンを押してすぐ離すことがクリックなので、クリックしないでボタンを場合を「押下」と言うことで動作の違いをより明確にさせることができます。
「Macでファイルゴミ箱に入れる時は、ファイルをクリックして選んでから、マウスボタンを押下し、そのままゴミ箱までドラッグします」と言えば動作の違いをはっきりさせることができます。
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この記事のまとめ
「押下」とはこのようにパソコンのキー、またはマウスを押すという意味で、押してすぐ離す「クリック」との違いをはっきりさせるように使われることがあります。
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