「むりくり」とは
あなたは「むりくり」という言葉を聞いたことありますか?
「むりくり」はいわゆる俗語です。表記では「無理くり」と書くようです。
一説では北海道や東北の辺りで使われている方言とも言われています。
ここでは「むりくり」について解説しましょう。
「むりくり」とは
「むりくり」は「無理くり」と書くように、「無理矢理」、「無理に」という意味があります。
表記のなかには「無理繰り」といったものもあり、「無理にやり繰りする」意味を持っているのではないかと推察する人もいるようです。
方言であるとの見解もありますが、これも定かではないため、言葉の出自は分かりませんが、おおむね意味としては「無理やり」となります。
以上の点から、「むりくり」は「無理に」の意の話し言葉であると言えるでしょう。
「むりくり」の使いかた
ここで「むりくり」を使った会話をご紹介しましょう。
「むりくり」の会話例1 エンジニア編
「この納期で無理くり納品させたところで、いい結果では着地しないかもしれない」
「無理くり」は俗語であり口語でもあるので、「無理くり」を使うとしても文書などに残すには適切ではないでしょう。
あくまでも口語として使うことに限定した方が良さそうです。
「むりくり」の会話例2 アパレルメーカー編
「サンプルのブラウス、サイズが小さかったけど無理っくりボディに付けたらやっぱ破けちゃった。」
「無理くり」は「無理っくり」と発話することもあります。
先に述べたとおり、俗語でかつ口語です。話し言葉でも目上の人に使う言葉ではなく、同僚や友人間で使った方が無難といえます。
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この記事のまとめ
言葉の持つ感触は、おそらく「無理に」や「無理矢理」よりも「強いられる感じ」が強く響いてくるものかもしれません。
しかしながら、口語であるということは否めず、これを書き言葉として使うのはいささか問題が残ります。
あくまでも口語として使いこなしてこそスマートな人。その点を覚えておくとよいでしょう。
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