「ペイする」とは
「ペイする」という言葉、聞いたことありますか?
ビジネスシーンではよく使われるこの言葉、「ペイする」の意味と使い方をご説明します。
「ペイする」の意味は
「ペイする」とは英語と日本語のちゃんポン語です。
英語の「Pay」(支払う、支払い)とサ行変格動詞「する」の完全なるコラボであるこの言葉、耳慣れない人の方が多いかも知れません。
「ペイする」は大辞林第三版で
1.報酬。賃金。給料。
2.支払うこと。
3.採算がとれること。引き合うこと。元が取れること。
とあります。
まさにこのままの意味でビジネスシーンでは使われています。
「ペイする」を使った具体的な会話
それでは、「ペイする」はどのように使われるのでしょう? 具体例をみていきましょう。
「ペイする」を使った会話例 その1
「A社はペイが実にいい。期日にまずもって遅れないよ。」
この場合は1の意味で使われています。ただし、1で使われる場合は「ペイする」ではなく、名詞で「ペイ」と使われることがほとんどです。
「ペイする」を使った会話例 その2
「ここの会社にペイしておいて、今月中に。月をまたがずにお願いします」
ここでは2の意味で使われています。業者さんへの支払いを指示していると思われます。
「ペイする」を使った会話例 その3
「これじゃまったくペイできないだろ。むしろ赤だ。」
これは3の「採算がとれること。引き合うこと。元が取れること」の意味で使っています。
採算がとれないどころか、赤字になってしまうということをいっているのです。
この用法で使うことが最も多いでしょう。
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この記事のまとめ
「ペイする」には3つほど意味があることがお分かりいただけたと思います。
「ペイする」がポジティブに使われていれば1の「報酬、賃金、給料」として使われることが多く、ネガティブに使われていれば3の「採算がとれること、引き合うこと、元が取れること」として使われることが多いようです。
この言葉を耳にしたら、使われているシチュエーションから類推するとよいでしょう。
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