「ネゴ」とは

「ネゴ」という言葉を知っていますか?この「ネゴ」とは英語で「交渉」という意味をもつ「ネゴシエーション(negotiation)」という単語が語源になっています。

今回はこの「ネゴ」という言葉についてお話しします。





「ネゴ」の意味

「ネゴ」は単に名詞として使われるよりは「ネゴ」の動詞形として「ネゴる」という使い方をすることがほどんどです。

「ネゴる」というときは、その英語の語源の通り、「交渉する」という意味になります。

ビジネスの現場においては、条件や金額などの交渉ごとが多いので多く使われる言葉です。

「ネゴ」を使うシチュエーションと会話例

取引先に行く部下に、上司が「ネゴれるところはネゴっておくように」というように使います。

これをもし日本語でそのまま「交渉できるところは交渉しておいて」と言うとなんとなく堅苦しい感じになってしまいますよね。

このように「ネゴる」というと少し柔らかいイメージになるので、柔らかく伝えたいときに使われる言葉です。

ビジネス以外でも、買い物をする時に、値段をもう少しおまけしてもらえるか聞いてみようと思っている時など「お店の人にネゴってみる」というふうに使うこともできます。

ゴルフに誘われた日に、奥さんとの用事が入っている時など「奥さんにネゴってみます」と私用のことでもわざとこのようなビジネス用語を使ってみることもあります。

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「ネゴる」のが上手な人とは?

ネゴること、つまり交渉することは議論する文化がなかなか根付かない日本人にとっては苦手とする部分でもあります。

お互いがお互いの主張をすることは、ケンカをすることではなく、お互いが納得できるためにより理解し合うためのことです。

ですが、相手が強く主張をしているとつい腹が立ってしまって、話し合いにならなかったりとすることもあるでしょう。

「ネゴる」ことはお互いが自分の利益にもなり、相手の利益にもなるという妥協点、つまり落としどころを見つけることなので、ケンカになっては仕方がありません。

きちんとお互いが言うべきことは言って、相手の意見もちゃんと聞き、冷静にそして和やかな雰囲気で「ネゴる」ことができるのがベストです。

このように考えると仕事ができる人は「ネゴる」ことが上手な人というふうにも言えます。

この記事のまとめ

仕事をしていくことにおいてとても大切な「ネゴ」。社会に出ると「ネゴる」ことが必要なありとあらゆる場面に遭遇するでしょう。

単に言葉の意味を知るだけでなく、せっかくなら「ネゴる」ことが上手な人になりたいものですね。

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