日常生活の中で訪問看護師が療養するためにできること

投稿者プロフィール

訪問看護師 ちょこさん

30代前半 女性経験:6年0ヶ月 大阪府

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
5.00
仕事内容
4.50
やりがい
5.00
働きやすさ
5.00
給料・年収
5.00
休日・待遇
5.00
成長・将来性
4.00
メッセージ

看護師として様々な職場がある中で、訪問看護は利用者さんの生活の場であるご自宅に伺い、医療・介護ケアを行う仕事になります。

一人暮らしでお薬管理が難しい、胃ろうやストマなど新しい手技が増えて少し不安、トラブルが起きた時どうしよう、などの怪我や病気をした後に日常生活の中で療養を続けていくために必要なケアを行っています。

在院日数短縮、コロナの蔓延、と在宅ケアが担う部分はとても大きくなってきているので目指す人が増えると嬉しく思います。

仕事内容

大阪市内でスタッフ50人以下の事業所に勤務しています。

1日の訪問件数は6〜9件で日によって変動があります。

勤務開始と終了時は事務所に戻ります。

勤務時間は固定ではなく、その日の最初の訪問時間に合わせて各自出勤、最終訪問終了後に申し送り等が終わり次第退勤という流れです。

仕事内容は一人で訪問してお薬管理、入浴介助、浣腸摘便などの排気処置、採血や点滴、吸引、褥瘡処置など様々あり、コロナ禍になってからは自宅に帰りたい、看取ってあげたいというご利用者さんも増え、呼吸器管理やCV管理も増えた印象です。

やりがい

訪問看護の魅力は訪問時間を丸々、お一人と面と向かえるということだと思っています。

ご自宅に伺うということもあり、同じお薬管理でもその方によって全然違う管理方法になります。

・1週間分をセットできるお薬カレンダーにしたら忘れず飲めた
・長年使ってきたお薬BOXを使いたい
・頭の体操も兼ねて一包化せずに一つずつ自分でセットしたい
・今まで飲めてたから自分でできる!(残薬を確認すると飲み忘れ多数あり…)

などその方の生活の中でどうすると忘れなく内服できるのか、、。それ以前にまずご自宅に入れてくれるのか、全く初対面の私を看護師として受け入れてくれるのか、、。

医療・介護ケアの前に信頼関係を築くことが必要で、コミュニケーション能力も鍛えられます!

向いてる人

・人と話すのが好きな人
・一人で行動するのが好きな人
・外回りが好きな人

→色々なお宅があるので、ご本人、ご家族、お友達など色々な方がいらっしゃいますので色々なお話が聞けて興味関心が広がります。

訪問なので一人で過ごす時間が多いです。

ランチのお店を探すことも楽しみです。その地域に詳しくなります。

志望理由

訪問看護を詳しく知ったきっかけは学生時代の実習でした。

その後学校で学んでいく中で、病院で治療するのはほんの少しの時間で、家に戻ってからの時間の方が長いこと、そこでのサポートの有無で再入院などその後の生活も変わってくる方も多いと知りました。

また自分や家族が癌や加齢で長期療養が必要になった時に知識や技術など実際を知っておきたいと思い転職しました。

転職後に感じたことは、相談したいことは上司に電話できるので安心して仕事ができること、時間通りに退勤できるので予定が立てやすいことに感動しました。

とても働きやすい職場です。

給料・年収

32歳勤続6年目、週5日の日勤勤務で手取り30〜35万円です。

完全歩合制なので訪問キャンセルとなればその訪問分は0円となり、臨時訪問や誰かの欠勤で代行訪問となればその訪問分がプラスされます。

休みやすく、訪問すればするほどお給料は増えるので、働きやすい職場です。

成長・将来性

成長できる点は、限られた物品の中で工夫せざるを得ない場面が多いので知恵がたまります。

医療・介護スキルも基本1人で行う、訪問時間枠も決まっているので動線を考えたり時間短縮のための準備などを常に考えているので効率よく動く癖がつきます。

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