③私が勤めるハウスメーカー・リフォーム会社の仕事内容
前回の第2回目のコラムは、インテリアコーディネーターの就職先と私が就職した先をお話させていただきました。
今回の第3回目は、今、私が勤めるハウスメーカーのリフォーム会社の仕事内容についてお話したいと思います。
私が勤務するハウスメーカーのリフォーム会社の形態
私が勤めるリフォーム会社は、私が所属する「ハウスメーカーが建てたご自宅のみをリフォームする」といった形態です。
お客様の情報、図面や仕様書などのデータが全て会社に保管されています。
お客様のご自宅が、築何年なのか、どういった仕様のご自宅なのか、ご家族構成、内装、設備の仕様など全て見ることができますで、どのタイミングでメンテナンスやリフォームが必要なのかが、わかるようになっています。
私は、インテリアコーディネーター兼営業として、約500件ほどのお客様のエリアを任されています。
その、任されたエリアを巡回訪問し、お客様のお困りごとを解決していきます。
構造や仕様などもわかっているハウスメーカーでリフォームできるので、お客様も安心してリフォームを任せられますね。
私の仕事内容
私の仕事内容は主に下記の3つです。
①インテリアコーディネーターとしての仕事
②営業の仕事
③現場監督の仕事
です。では、1つずつ内容を見ていきたいと思います。
私が勤めている会社での業務は、外壁塗装、設備(キッチン・浴室・洗面化粧台・トイレなど)の入れ替えが大半です。
・外壁塗装リフォームの場合・・・色見本などや以前に塗装した現場をご案内したりして、ご自宅に合う外壁色をご提案します。
足場をご自宅に組むとういう大きな工事になりますので、安全に配慮しなくてはなりません。職人さんたちと現地調査をし、お客様とお打ち合わせをしながら、工事内容を決めていきます。
・設備の入れ替えリフォームの場合・・・キッチン、洗面化粧台、トイレなどはメーカーさんのショールームに行き、実際のサイズ感、仕様や色を見ていただき、一緒に選んでいきます。
間取りが変更になる場合のリフォームは、設計士さんも同行していただき、図面を見ながらお打ち合わせをしていきます。
営業と言っても、飛び込み営業ではなく、任されたエリアのお客様に、お困りごとがないか、
リフォーム時期のご案内の連絡などをしています。
新商品がでましたら、DM等でご案内したり、お客様に電話でご案内します。
あと、給湯器、太陽光、蓄電池なども取り扱っている会社なので、インテリアコーディネーターの業務とは少し離れた業務もあります。
こういった設備は、国や地方公共団体の補助金もありますので、いつも新しい情報をチェックし、お客様にご案内できるようにしています。
最後に現場監督の仕事です。
工事中に、工事店さんへの工事内容の指示や確認をしたり、お客様へ工事の進捗をお伝えしたりします。
外壁塗装や屋根工事などで、足場を組む工事では、ヘルメット、安全靴(つま先に鉄板が入っていて重たい物が落ちてきても足を保護してくれます。)安全帯をつけて、足場に登り、作業の確認をします。
リフォーム工事は、お客様がお住まいになりながらの工事が多いですので、危険を伴うこともあります。
工事中の材料などで、けがをされないか、お客様のストレス(工事中は人の出入りが多いので、少しストレスを感じます。)のケアをしたり、お客様に安心していただき、工事がスムーズに行くように配慮します。
私は、現場が大好きです。
ご自宅がだんだんときれいになっていくところを見るのが、いつも楽しみで仕方なく、お客様よりいつも喜んでいるような気がします。
インテリアコーディネーターの仕事はたくさん調べることが大事!
インテリアや自宅にまつわる商品って、本当にたくさんありすぎるくらい、あります。
私も、メーカーさんのInstagramに登録したり、メーカーさんのサイトをのぞいてみたりと、毎日が勉強です。
お客様の住まい心地の良さをいつも追求し、そしてお客様に喜んでいただくためには、コツコツと知識をつけ、わからないことがあれば、すぐに調べ、メーカーさんや工事店さん、職人さんに聞いたりしています。
最初は、わからないことがわからなさすぎて、大変な時期もありましたし、今も、現場では知らないこともたくさん出てきます。
そんな時は、調べたら大丈夫です!
インテリアコーディネーターは、調べたり、聞いたり、自分の目でたくさんの事例を見ていくことも、仕事ですね。
いかがでしたでしょうか。
第3回目コラムは、私の所属するリフォーム会社での仕事内容をお話させていただきました。
次回、4回目のコラムは、「インテリアコーディネーターとしての必要なスキル」について、お話させていただこうと思います。
お楽しみに!