作業療法士の転職時に聞いておいた方が良いことや確認すべきこと
作業療法士は職場によって業務内容がかなり違ってきます。就活時、転職時に個人的に必ず確認していることを紹介します。
作業療法士の離職率
入社してから1年以内に辞めたスタッフがどのくらいいるかは必ず確認しています。
リハ職は医療職の中では転職率が高い業種だと思いますが、1年間で辞めるスタッフが多い場合、スタッフが辞めてしまう原因が会社側にもあるのかなと思います。
見学時に若いスタッフの割合が多い場合も、どんどん若い人を入れて、ある程度経験を積んだ人は辞めていっている可能性が高いと判断します。
有給が取りにくかったり、残業が多かったり、募集要項を見ただけでは分からない部分も多いので、離職率はその職場を知る1つの指標になると思いますよ。
実習生をとっているか
これは学生の時に感じたことです。
私の実習先はやたら実習生をとっていて、1人の学生に対して、2人のスタッフがついてくれました。
学生の時は掃除をやらされたり、ケースの患者さん意外のリハビリに入ったり、「実習生ありきで回っている感じだな」と思っていましたが、実際働く立場になってみて、実習生のお世話って大変です。
学生によっては手がかかる子もおり、残業になるパターンもあります。
また実習生がトラブルを起こした時、責任を取らなくていけないのはバイザーです。
1度に多くの学生をとる病院もあり、本来教えてもらうはずの新卒1年目のスタッフが実習生に先輩を取られる形になるので、私は実習生をたくさん取っているか必ず確認しています。
子育て中のスタッフはどのくらい居るか
これは自分が出産してから確認すべき項目の1つになりました。
子育てしていると、子供が体調を崩した時に迎えにいかなくてはならなかったり、周りのスタッフに迷惑をかけてしまう事も多いです。
その時に、気持ちをわかってくれるスタッフが居れば心強いし、子育て中のスタッフが多いということは、親になってからでも働きやすい職場であるということを表しています。
また、自分が妊娠中の時に業務内容に配慮をしくれたり、育休を取るときに育休手当の支給などとてもスムーズに行なっていただきました。
育休手当は職場の事務の方に協力してもらう必要があるのですが、私の職場はとても慣れているため、とても楽で助かりました。
ただ、独身の人、お子さんが居ないスタッフからしたら、子育て中のスタッフが多いと、急やお休みなどでできた穴を埋め合わせる機会も多くなり、ストレスを感じることもあるかもしれませんね。