ショップ店員の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
ショップ店員を目指すきっかけで多いものは?
ショップ店員を志望するのは、もともと「ファッションやインテリアが好き」「そのお店が好き」という人が大半です。
一方で、ショップ店員として志望動機を考えるには、さらなる自己PRすることが求められます。
20代で正社員への就職・転職
ショップ店員の志望動機の考え方
ショップ店員を目指す人は、そのお店やブランドが好き、ファッションやインテリア、音楽が趣味といった人ばかりです。
そのため単純な志望動機では他の人と差をつけることができません。
ショップ店員を目指す人の中で多い動機は「接客業が好き」という気持ちですが、実際には裏方業務も多いため、業務内容を理解した上で一歩踏み込んだ志望動機を考えることが必要です。
ショップ店員の志望動機の例文×3
接客業が好きな人の志望動機
「もともと接客が好きで、学生時代は飲食店などでアルバイトをしていました。
自分の接客やサービスで、お客さまが喜んでくれるところに非常に魅力を感じています。
貴店では何度も買い物をしており、「親族の食事会に着ていく服が欲しい」「学校のイベントで着る服が欲しい」などといったリクエストに店員の方が親身に対応してくださったことが印象深いです。
私もさまざまな人の要望に応えられるよう、商品知識を増やしてセンスを磨いていきたいです。」
流行のものが好きな人の志望動機
「昔からショッピングが好きで、洋服やインテリア、雑貨などの流行を調べるのが趣味です。
なかでも貴店は特にお気に入りのお店で、ファッションから雑貨などまで幅広くラインナップし、ここに来れば何でもそろうところに魅力を感じています。
学生時代は買い物好きなことが高じて、友人のプレゼント選びに同行したり、おしゃれなお店を紹介したりすることも多くありました。
こうした経験をお客さまへのアドバイスやサポートに生かしていきたいと思っています。」
ショップ店員に憧れた人の志望動機
「大学で音楽活動をしていたことから、このお店を知りました。
はじめてお店に来たときに出会った○○さんが、非常に親身に相談に乗ってくれ、おすすめのCDやレコードを実際に買い、多くの影響を受けました。
自分が求めるイメージに的確に商品をおすすめしてくれる○○さんのようになって、ここに来る人たちに新しい音楽を楽しんでほしいと思っています。」
20代で正社員への就職・転職
ショップ店員の面接で聞かれること・注意点
なぜこの店を選んだか?
面接に臨む際には「なぜこのお店を選んだのか」ということをしっかりと考えておきましょう。
採用試験では「なぜここがいいのか?」という質問をされます。
特にアパレルの場合、ブランドによって扱う服や客層は大きく異なるため、しっかりと下調べをしてからまとめることが大切です。
人と話すのが好きか?
面接時に聞かれることはショップやブランドによりさまざまですが、共通して聞かれるのは「人と話すのが好きか」ということです。
毎日大勢の初めての人と出会うお仕事は、人と話すのが好きでないと務まらず、「人と話すのが苦痛」という原因で辞めていく人も多いのです。
逆を言うと、人と話すのが好きであれば、実力を発揮できる仕事でもあります。
面接の際の受け答えも見られているので、しっかりと話せるように準備しておきましょう。
ショップ店員の自己PRのポイント
受け答えと第一印象
ショップ店員の面接で一番重要視されるのは、「初対面でもスムーズに会話ができるか」ということです。
明るくハキハキとしていて、会話のキャッチボールがきちんとできるかを特に注意して見ています。
たとえ緊張して受け答えがうまくできなくても、一生懸命真摯に向かい合う姿勢を見せましょう。
また、明るさ、清潔感、笑顔など第一印象を重視される場合も多く、なかには面接中の数分で採用、不採用の決断を下す面接官もいるほどです。
話す内容だけでなく、他人からどのように見られているかを意識することも大切です。
面接時の服装
ショップ店員はコーディネートやセンスを問われる仕事でもありますから、自分らしさを入れたコーディネートをすることが大切です。
ショップの種類や雰囲気にもよりますが、いわゆるリクルートスーツは避けた方が無難でしょう。
その人のセンスを見ることもできず、むしろオシャレなことに興味がないのでは?と思われてしまう恐れもあります。