ウエディング業界は華やかでも女社会の難しさのある業界
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 3.50
- 給料・年収
- 3.00
- 休日・待遇
- 3.50
- 成長・将来性
- 3.50
メッセージ-
華やかに見られがちな業界ですが、体力もメンタルもそれなりに厳しい業界です。
お客様ごとに異なる価値観や理想を持っていらっしゃるので、プランナーからお客様の情報をしっかりと引き継ぎ、衣装合わせの中でも信頼関係を築いていく必要があります。
プランナーとの人間関係も難しく、お客様からプランナーに対しての愚痴を聞くこともあり女性社会の大変さもたくさんあります。
衣装のメンテナンスも必要なのである程度手先の器用さも必要です。
華やかさだけで選ぶと後悔するかもしれません。
仕事内容-
式場の直営サロンです。
全国展開していますが、配属先は希望をある程度聞いてもらえますが、都内近郊は1時間程度の通勤時間は転勤範囲となります。
各サロン10名から20名ほどのコーディネーターが勤務しています。
サロンによって取り扱う衣装に差があるため、取り寄せ対応も行います。
主な仕事内容は、おふたりの衣装選びや親族様のフォロー、当日のお仕度です。
初回来店でカウンセリングを行い、2~3着の試着。悩まれる方は数回通われて衣装の決定。
衣装に合わせた小物類の提案、式前の最終フィッティング、式場への搬入搬出、当日のお着付と一組に対しての業務量があります。
なるには-
もともとは別のウエディング業界で営業、プランナーを経験しており、現職に転職した際もプランナーとして採用されました。
入社後半年で部署異動となり現在のドレスコーディネート職についています。
専門学校でサービスを学ぶ学校だったため、そこからウエディング業界を選びました。
やりがい-
自分の担当のお客様を式当日までサポートできるのが式直結サロンの魅力だと思います。
外部の式場からの紹介だと、式当日のサポートはできず、最終フィッティングでお会いするのが最後になります。
搬入時にタイミングが合えば会うことができますがほぼありません。
同じ系列の式場を利用されるお客様は、式当日お着付でお会いすることができるので、幸せな1日に関われている実感ができます。
式中のトラブルで衣装がほつれてしまった際はすぐに駆け付け、縫製チームと連携し神父様に不快な思いをさせず滞りなく式が進められるように立ちまわることができたときも達成感がありました。
働きやすさ-
式場の営業やプランナーには男性がいますが、ドレスサロンは女性のみ配属しています。
女社会なので人間関係には気を使います。
お局とまではいわずとも、歴が長い人の言うことは絶対という雰囲気がありシフトによっては働きにくい日もあります。
時短勤務も制度としてはできますが、繁忙期の殺伐とした空気の中帰りにくさや陰口を言われるということもあり実際に時短勤務をしても数か月後には退職されているという状況です。
給料・年収-
都内近郊勤務で、地域手当と固定残業代を含めて月給は25万円前後です。
勤続年数は3年ほどになりますが基本給は入社当初から変わっていません。
業績賞与のためその年により賞与額に大きく差があるのであまりあてにできません。
インセンティブ制度もありますが、目標値がそれなりにあり、店舗ではなく個人成績で見られるのでこちらもあまり期待できません。
接客業らしく給与面はシビアです。
就職・転職-
ドレスコーディネーターとしての就職先の選び方ですと、式場直下のサロンなのか、独立したドレスショップなのかの選択になるかと思います。
式場直下ですと、私のように当日おふたりに直接お会いできる可能性があります。
独立サロンだと、各提携先の式場から様々なお客様がいらっしゃるので当日お会いできることは難しいですが客単価がそれなりにあります。