鍼灸師は独立・開業志向がある人に向いている
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 2.00
- 仕事内容
- 3.00
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 2.50
- 給料・年収
- 2.00
- 休日・待遇
- 1.00
- 成長・将来性
- 2.50
- メッセージ
-
患者さんを治すという素晴らしい仕事であるため、技術をつけることがそのまま患者さんを救えることにつながる、と実感できる。
しかし、鍼灸師や柔道整復師などの独立開業権のある職種は、開業を目指すべきだと感じた。
どうしても、雇われだと、やりたいことや待遇面に限界がある。
私のように開業志向がない人の場合、何をするにしても、「院の方針」と言った形で制限がかなりでてきて、やりたいことができないケースがおおい。
逆に、開業志向の強い人にはとても向いていると思う。
- 仕事内容
-
基本的に、自分の担当する患者さんを治療する。
院によって様々だが、担当制で同じ患者さんを同じ先生がみるケースと、担当制ではなく、1人の患者さんをいろいろな先生がみるケースがある。
複数院の展開をしているところでは、いわゆる転勤といった形で、他の院に行くこともある。
治療以外に、集客活動(ポスティングらバラ配りなど)やホームページ編集など、多くの業務がある。
院長になれる早さは、院次第で、早い人では一年程度で院長になる人もいる。
- なるには
-
鍼灸師にせよ、柔道整復師にせよ、国家資格なので、大学もしくは専門学校に通う必要がある。
大学は4年、専門学校は3年と、年数が異なるが、大学の方が実習が多く、現場での能力は身につく。
逆に専門学校は、学校にもよるが、臨床実習はほとんどなく、人によっては、働き出して(学校を卒業して)初めて治療した、という人も珍しくない。
学校に通いながら、治療院などでバイトをしていると、現場の力が身につくのでオススメ。
- やりがい
-
なんといっても患者さんからの「ありがとう」が1番嬉しい。
患者さんによっては、涙を流しながら感謝の気持ちを伝えてくれる人もいる。そのような人に会うと、思わずもらい泣きをしてしまいそうになる。
来院した時にはとても暗い顔だったのに、「今まで全然治らなかったのに、ここにきてよかった、先生に会えてよかった」と言って帰っていく人を見ると、本当にこの仕事をしててよかったと思う。
院長になって部下ができると、その部下にも同じ体験をしてもらいたいとおもう。
- つらいこと
-
患者さんがかなかな良くならないとかに、自分でもどうしたらいいか分からず、患者さんからもクレームが来たりする。
「このくらいで治るっていったのに、全然良くならない」と言われたこともあった。
全員が思ったように良くなっていくわけではないので、日々勉強で知識・技術を上げていかないといけない。
- 向いてる人
-
患者さんを治したい、という気持ちが1番大事。ただその中で、自分の働き方がポイントだとおもう。
開業志向が強く、自分の治療院を持ちたい、と思う人にはすごく向いている。
逆に、こーやりたいなーみたいなイメージが強くある人には、雇われだと、なかなかやりたいことができない場合がある。
- 志望理由
-
スポーツチームのトレーナーになりたいと思い目指した。
実際にそのように考える人も多いと思うが、トレーナーだけで食べていく人は多くはなく、逆に多くの人は治療院で働きながら、提携チームなどでチームトレーナーをしている人も多い。
- 給料・年収
-
だいたい額面で20〜25万くらい。
ボーナスは基本は1ヶ月分×年2回。
ボーナスも、ノルマがいろいろあり(例えば、リピート率や口コミ獲得数、物販の数)、ノルマがクリアできなければ、減額なので、満額もらう人の方が少ない。
残業が月に30〜50時間、多い時には60時間を超えていて、残業代がないと、家族持ちには生活できない。
しかし、残業が増えることで、家族との時間が減っていく。
- 休日・待遇
-
もともとの給料ベースが低かったため、生活のためにかなりの残業をした。
この辺りは、自身で開業した人とは異なる部分だと思う。
そのため、休みも少なく、家族のために働くといいながら、家族を犠牲にしてきた感じがあった。
- 成長・将来性
-
自分自身でどのように働きたいか、どのようにやっていきたいかをしっかり考えている人は、そこに向かって頑張ればいいので、そういう意味では将来性はあると言える。
しかし、なんとなく治療家になる、という感じであれば、将来かなり辛くなると思う。