医療ソーシャルワーカーは学びの積み重ねが専門性を高める仕事です
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 5.00
- 働きやすさ
- 2.50
- 給料・年収
- 2.00
- 休日・待遇
- 2.50
- 成長・将来性
- 4.00
- メッセージ
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医療ソーシャルワーカーは人の生死に関わる場面で働くことも少なくない仕事です。
支援を求めている人に医療と日常生活の場面におけるつなぎ役として携わることが多くなり、いろんな機関の様々な職種との協働も必要になります。
そのため、必要になる知識も多岐に渡るので、学びを継続して積み重ねていく姿勢が大切になります。
ワークライフバランスで言えば、ワークに少し比重が重くなる仕事ではありますが、長く働き続けようと考えれば働くことができる仕事です。
- 仕事内容
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和歌山県和歌山市にある精神科病院で勤務しました。
精神科病院に通院・入院中の患者さんの医療と、日常生活に関わる福祉分野を中心にしたコーディネーターのような仕事を医療ソーシャルワーカーとして務めていました。
- なるには
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精神科病院での勤務でしたので、精神保健福祉士という国家資格は必須でした。
大学生の時に受験資格を取得、試験に合格しました。受験資格には必要要件を満たすこと、実習が必要がありますので、時間がかかります。
精神科病院ではない病院での医療ソーシャルワーカーには社会福祉士という国家資格が必要になります。
精神保健福祉士と同様に資格取得には時間がかかります。
- やりがい
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精神疾患により入院治療された方が、医療ソーシャルワーカーと退院に向けた環境の整理や退院後のフォローアップを通じて、少しずつ自身の力を取り戻していく過程を協働すること、共有することにやりがいを感じました。
- つらいこと
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人の生死に関わるエッセンシャルな仕事です。
いろんな人の人生に自分の内面が振り回される可能性が無いとは言えませんが、気持ちの切り替えが大事です。
学ぶ機会が多いので、プライベートの時間が少なくなるかもしれません。
- 向いてる人
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プライベートで大事にしたいことがある人にはこの仕事は向いてません。
勤務日には急な対応が必要な場合もあるので、両立しようと思うと、家族や周りの人達の協力が大切です。医療ソーシャルワーカーとしての専門性を磨きたい人に向いている仕事てす。
- 志望理由
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自分が生活をしてきた地域で自分が持っているソーシャルワーカーとしての専門性を向上していきたい、生かせる仕事ができればと考えて入職しました。
仕事のやりがいは感じることができましたが、ワークライフバランスを取ることに苦労することが多かったです。
- 働きやすさ
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医療ソーシャルワーカーは限られた人数でしたので、働いてる人の家庭事情(子育て/介護)をお互いに助け合っていました。
私が勤務していた職場は配慮がある職場でした。
1人のソーシャルワーカーが担当する患者さんが多いので、勤務時間中は忙しいです。
- 給料・年収
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和歌山県内の企業は都市部と比較すると給料は安いのですが、手取りで16万くらいでした。
1人で日常生活ができるくらいの給料はもらっていました。
夜間救急を担当すると手当があり、もう少しもらえます。
勤続年数が上がると少しずつ給料も上がることになっていました。
- 休日・待遇
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土曜日は月に1回くらいは勤務がありますが、日曜日と祝日は休みでした。
ただ、仕事の内容が濃いので、プライベートを大切にしたいと考えてる人は、ワークライフバランスが少し悪いと感じるかもしれません。
社会保険はきちんと保障してくれます。
- 就職・転職
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今までソーシャルワーカーとして働いてきて、今後はどのように働いていきたいかを聞かれました。
プライベートでの取り組みが忙しく、ワークライフバランスが取れなくなり、退職しました。
現在は、プライベートの活動とバランスが取れる事業所でソーシャルワーカとして、相談業務を担っています。
- 恋愛・結婚
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恋愛、結婚してる人も多いですが、給料面からか、共働きしている人は多いです。
結婚については異業種の方が多い印象は受けます。
同業者になると一緒に仕事をする場面が出てきてしまう、急な対応に動きにくいということがあります。
女性が多い職場なので、結婚されて働いている方も多くいらっしゃいます。
- 成長・将来性
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学びが求められる場ですので、研修の機会が勤務時間内外で多いので、医療ソーシャルワーカーとしてしっかり働きたい人は成長ができる場になります。
エッセンシャルな仕事なので、今後も求められる、将来性がある仕事です。