自衛隊員は責任を持ち、協力し合って日本を守っている
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.00
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 3.50
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 4.00
- メッセージ
-
高校生、大学生の方々は将来の就きたい職業に悩まれている時期で職業分析されている方も多いかと思います。
なかには、自衛官という選択肢も考えられている方もいらっしゃると思います。
私は、そんな方々に対して、少しでも自衛官という仕事について認識して頂き、職業選択のいいきっかけ作りになれば嬉しいと思っています。
まず、私についてですが航空自衛隊出身で、現在は医療職資格で仕事をし、傍らでカウンセラーの資格も取得しストレス分野のマネージメントにも関わっている者です。
また、自衛隊退職後は、予備自衛官として志願し、災害時に備えた訓練などにも参加しています。
ちなみに私は、3等空曹で退職し、予備自衛官では3等陸曹という階級です。
現職自衛官は退職して、一般社会人と予備自衛官という二つの顔を持つ私だから、お伝えできることもあるのかなと思っています。
自衛官には、陸・海・空がありそれぞれ沢山の職種があります。
必ずしも、体格や体力的に恵まれていないと、採用されないというわけではありません。
たくさんの職種の中から、適性や自分の希望で選んで決めます。
どの仕事も責任ある仕事で、日本を守ることを協力し合っています。
あなたが、自衛官を希望し受験し、採用された場合は、あなたにあった職域が待っているはずです。
- 仕事内容
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仕事内容は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊でも違いますし。
また、陸・海・空に様々な職域がありますので、簡単仕事内容(勤務地、勤務先規模、仕事内容の詳細、職場での役割など)をできるだけ具体的に教えてください。
自衛隊は日本全国各地に基地があり、規模も様々です。
一人ひとりの役割をまっとうすることが、部隊任務遂行力を高め、それが蓄積されて、日本の防衛力に直結するということは事実です。
- なるには
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各市には自衛隊地方連絡部という施設があります。
そこを訪れ、詳しい話などを聞くのも一つの手段です。
自衛官になるには、文武両道の世界と思ってもらっていいと思います。
運動が好き、ある程度の学力、理解力がある。人と協力できる心がある。
高校生活で、それなりに運動と勉強していたら大丈夫です。
昔と違い、学校成績が悪いから自衛隊になるということでは、現代装備にはついていけないと思います。
装備もハイテク化していってますので。
- やりがい
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自分の任された仕事は、重要なことと認識できるものも数多くあります。
プレッシャーを伴うものもおおいですが、達成感としては嬉しい気持ちはあります。
国防力の高さが、外交や日本の経済的交渉も上手くいっているのは事実です。
当時の、仕事の達成感としては、航空事故を未然に防げたことです。いわゆるニアミスです。
その時には、仕事の実感が十分に味わえました。
- つらいこと
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命令は遂行しなければいけない。
基本全体責任になるので、一人の甘えが全体にとって大きな迷惑をかけることがある。
集団生活は、ある意味いいときもあるが、問題児がいると困ることも多い。
自由はある程度制限されること。
- 向いてる人
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・一番は、国を愛する気持ちがある人
・文武両道なひと
・転勤が多くても、気持ち的に問題ない人
・体を動かすのが何歳になっても好きな人
・仲間意識が強い人
・規則やルールを守れる人
・危険察知能力が高い人
※KYT(危険予知トレーニング)と題して、予測できる人 - 志望理由
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空に憧れて就職いたしました。
実際に働いてみて、国防の大切さを学び、退職した今でも、その魂は生きているような気がします。
規律ある生活を強いられるので、ある意味大変ですが、一般社会に戻ってからも役に立つことばかりです。
- 働きやすさ
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部隊にもよりますし、自分次第にもよります。
お互い人として立てあえる会話や態度が出来ていれば大丈夫です。
女性も働きやすいと思います。
自衛隊のイメージとして、様々なことを思い浮かべる人もいると思いますが、基本的には人柄も要求されるので、ハラスメント的なことは厳しいです。
あと、ひどいことも言われることもあると思いますが、体育会系的なところがあると割り切ることです。
ブラック企業ではないです。
- 給料・年収
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階級や勤務年数により昇給していきます。
ですから、年収は様々です。
また、勤務地においては、極寒地域やへき地といわれる場所にも基地があるので、寒冷地手当、へき地手当そのほかにも、手当てがつくこともあります。
- 休日・待遇
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部隊にもよりますが、国防を担っている以上、職務を優先させるべきです。
プライベートが制限される場合もありますが、それは、仕方のないことだと思います。
一般の職業でもそういった面はあると思います。
福利厚生は良いと思います。
- 就職・転職
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まずは、各受験コースを受験しますが、詳細な職種に関しては、教育を受けながらの、希望と適性によるものです。
私は、3年で退職致しましたが、医療業界に携わりながら、予備自衛官としても今でも携わっています。
私の場合は、転勤移動が多く、長い目で見て考える必要があっての退職です。
- 恋愛・結婚
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様々な結婚パターンがあると思います。
自衛隊同士の結婚、地域住民との交流で知り合っての結婚、お見合いでの結婚など。
女性の場合でも、結婚後も育休などあり、そういった方々勤めている方もいますが、退職されて、予備自衛官となられる方もいます。
- 成長・将来性
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最初に受けたコースで、その後の将来性は大きく変わります。
受験前には、よく考えて受験されて下さい。
ただし、損ということはないです。
要は昇進のことです。同じ幹部でも、防衛大学卒業は、幹部の中でも上層部に行くことは、言わずと分かることだと思います。