幼稚園教諭の「メッセージ」の経験談・口コミ
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あなたは幼稚園、保育園の先生と聞いた時、どんなことを想像しますか?
子どもが好き、明るくイキイキしている、子どもと一緒に遊べて楽しそう…
これは全部正解です。
子どもが好きだから目指す方がほとんどでしょうし、実際に明るくイキイキとしている方が多いです。
子どもが好き、子どもと関わる仕事がしたい。私の目指すきっかけもそうでした。
でも実際は「子どもが好きだから」だけでは務まらない、これに尽きます。
子どもの様子を目を離すことなく観察し、トラブルがあればその子その子に合った仲介や指導をし、保護者とのやりとりも欠かせません。
トイレや食事、鋏や糊の使い方などの指導も1人ひとりに行います。
子どもが降園したあとは製作物の下準備、行事に向けての会議や準備、日案や週案の書類、保護者との連絡ノートの返事書きなど、やることは尽きず、家に持って帰って作業をする、いわゆる持ち帰り仕事は当たり前です。
この理想と現実のギャップに耐え切れず、この職から離れてしまった人を何人も見てきました。
しかしやりがいはどの職業よりもあると私は思っています。
やりがいが頑張れる原動力になると言っても過言ではありません。
この仕事を目指す人がギャップで心を病んでほしくないので、現実を包み隠さずお伝えしましたが、本当にやりがいがあり、子どもたちと一緒に自分自身も成長できる、素敵なお仕事です。
責任感を持って子どもと関われる方、子どもの成長を間近で感じながら支えたい方、ぜひ保育士、幼稚園教諭を目指してほしいと思います。