弁護士秘書の「メッセージ」の経験談・口コミ
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弁護士秘書は、あまり聞かない珍しい職種だと思います。
勤務する事務所によっても仕事内容は変わってくると思いますが、様々な事務作業に携われ、弁護士をサポートすることを通じて社会を支えているということを実感できる仕事です。
人をサポートするのが好きな人には特に向いていると思います。
大変なことももちろんありますが、仕事が忙しすぎて残業が多いということもあまりないので、プライベートを大事にしたい人にもおすすめです。
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一口に法律事務所といっても、その規模によりスタッフとしての業務内容は違ったものになります。
大規模事務所だと、受付・秘書・事務員(コールセンター・法律事務・経理・人事・総務)などのように最初から細かく仕事内容が分かれている所が大半です。
対して弁護士の数が1人~3人程度の小規模事務所では事務全般を担う事務員として採用されるケースが多いです。
裁判所に提出するための書類作成等を行う法律事務や、弁護士のスケジュール管理や顧客対応等を行う秘書的業務、簡単な経理や保険関係の手続きなどの総務的な仕事など、その仕事内容は多岐に渡ります。
法人化されているような大規模な法律事務所だと、一般の企業勤務と同じような感じになりますが、小規模事務所だと「何でも屋さん」のような立ち回りが求められます。
また、特に小規模事務所では仕事を進める上で弁護士の先生との相性が大切な要素となります。
自分自身が特定の分野に特化したスキルを身に付けたいのか、満遍なく色々な経験を積みたいのかによって選ぶ道が変わってくるので、就職活動を始める前に自分が目指したい道を確認して下さい。
法学部卒の方は、学生時代に机上の上でしか学んでこなかった法律を実務経験を通じて立体的に学ぶことができるので面白く感じられると思います。
ただ法学部卒でなくても法律事務所に就職することは可能です。