自分の「強み」を見つけるには

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自分の長所や強みを考えたことがあるでしょうか?自分のことだからこそ、逆によくわからないという方も多いかと思います。

ここでは、自分の強みを見つけるヒントを紹介します。

なぜ「強み」を見つけるべきか

将来のことを考えると、誰しも不安になるものです。

果たして自分は大学に合格出来るのか、就職できるのか、社会人としてやっていけるのか……先の見えない時代だからこそ、漠然とした不安を常に抱えている人も多いのではないでしょうか。

将来の目標が定まらないことに焦りを感じている人もいるかもしれません。「自分のなりたいもの」がはっきりしないと目標を立てることも難しいものです。

なりたいものを決めようにも何が向いているかわからないという人は、自分の「強み」を見つけることから始めるのも一つの方法です。

強みがわかれば、興味のある分野や向いている職業なども見えてきます。では、強みを見つけるにはどうすればいいのでしょうか。

弱みを強みと考えてみる

一見矛盾しているようですが、弱みは別の視点から見ると強みに変わることがあります。

たとえば、「協調性がない」と言われる人は、他人にはない「しがらみに囚われない自由な強さ」を持っている人もいるかもしれません。

いつも躊躇して思い切った行動がとれないことで悩んでいる人が、「起こりうる状況を全て想定して慎重に判断できる能力」を持っていることもあります。

思い切りがよく行動力がある人が必要とされる一方で、慎重で用心深い性格が求められる仕事もあるのです。

褒められたことを思い出す

自分にはとりえがないと考える人もいるかもしれませんが、誰かに褒められた経験はあるはずです。

それは多くの人から拍手喝采を受けたというようなことではなく、親や友達から「さすがだね」「うまいね」「えらいね」といった些細な言葉をもらった経験です。

自分では当たり前と思ってやっていることでも、人から見たら意外とすごいということもあります。

誰かに褒められたら、それがちょっとした言葉であってもポジティブにとらえ、自分の強みを考えるきっかけにしてみましょう。

苦手から考える

過去の体験を振り返ってみることも有効です。特に自分の苦手だったことや失敗体験などが、実は強みを見つけるきっかけになることもあります。

スポーツの現場でよく知られている言葉に「名選手必ずしも名監督ならず」というものがあります。

現役時代素晴らしい活躍を見せた選手でも、監督となったときに優れた成績を残せるかというと、案外そうでないことも多いという意味です。

一方で選手としては大した成績を残していないものの、監督としては一流という人も存在します。

最初から能力があるわけではなくても四苦八苦しながら自分なりの方法を見出した人は、「できない人の気持ち」を知っているからこそ、指導にもその経験が生きてくるのでしょう。

人前で講演を多く行っている人や役者さんの中には、本来話すのが得意ではないという人も実は多いです。

たとえば独自の演劇レッスンを実践したことで有名な竹内敏晴氏は、16歳まで耳が聞こえませんでした。

多くの人が当たり前に使っている「ことば」に着目し、それを利用したレッスンが役者のみならず一般の人にまで広く支持されるようになったのは、そうした経験があってこそだと考えられます。

過去に苦手だったことや失敗したこと、それを乗り越えた経験はどんなに小さなことでも貴重な財産です。

その経験をもとに、同じ状況で苦しんでいる人に対して的確にアドバイスしたり共感できることは、その人にしかできないこと=強みと言えるのではないでしょうか。

これまでにいくつかの方法を挙げましたが、ぜひ自分に合った方法で強みを探してみて下さい。強みを見つけることで目標ができれば、将来のイメージがより具体的で身近なものになるはずです。それが夢に近づく第一歩となるかもしれません。