自分が本当にやりたいことがわからなかったらどうすればいい?

「自分がしたいことをやったほうがいい」のは頭ではわかっていても、したいことが見つからないという人は少なくありません。

「子どもの頃は夢があったけれど、大人になっていく中で、自分が本当にしたいことがどんどんわからなくなってしまった…」と話す人もいます。

ここでは、自分が本当にしたいことがわからなかったらどうすればいいのか、解決につながるヒントをご紹介していきます。





「したいことがわからない」のはどんな状態?

目の前のことで精一杯の状態

したいことがわからないときは、自分の気持ちと深く向き合う余裕がなく、考えが整理されていないことが多いです。

毎日いろいろなことに追われ過ぎていて、とにかく目の前の課題・タスクをこなすことに精一杯など、ゆとりのない日々を送る人も。

社会人になれば、自分がしたい・したくないにかかわらず、「とにかく成果を出さないといけない」というプレッシャーを背負ってしまう人は少なくありません。

したいことよりも、今すぐやるべきことばかりに目を向けて毎日を過ごすうちに、本当にしたいことがわからなくなることがあります。

気持ちに制限をかけている状態

したいことがわからないと話す人のなかには、「本当はしたいことはあるのだけれど、さまざまな理由でできない」状態になっていることもあります。

たとえば、以下のような気持ちを抱える人がいます。

  • したいことがあり過ぎて優先順位がつけられない
  • こんなことをしたら周囲から笑われそうで不安…
  • 新しいことに挑戦して失敗するのが怖い
  • お金や時間が足りない
  • 自分よりも家族の都合を優先しなくてはならない

など。

こういう人たちは、したいことがないのではなく、見つかっているけれど自分で制限をかけている状態にあります。

何もしたくない、無気力状態

人によっては、「何かをしたい!」という意欲が落ちてしまうこともあります。

心身の疲労が激しかったり、これまで頑張って取り組んでいたことに挫折したりすると、一時的に無気力になってしまうことは誰にでもあり得ます。

そんなとき、ムリして「何かをしなければ」「したいことを見つけなければ」と自分を追い込んでしまうと、余計に状態が悪化してしまう可能性も。

したいことを見つけるにはどうすればいい?

自分の「好き」を探してみる

本当にしたいことがわからなくなっている人は、自分の本当の感情と向き合えていなかったり、気持ちが整理されていなかったりします。

どんな人でも、しっかり考えていけば自分が好きなこと、少しだけでも興味を持てることは必ず見つかるものです。

ですが、世の中の常識や価値観、子どもの頃に親や先生から言われた言葉などによって、「こうしなければならない」「こんなことをやってはいけない」という感情に無意識にとりつかれていることも。

だからこそ、まずはすべてをとっぱらって、自分が好きで楽しいと感じられること、興味や好奇心を持てることを考えてみましょう。

考えるだけなら誰にも迷惑はかけませんし、本当にやるかやらないかは後で決めればよいのです。

誰にも遠慮や気兼ねすることなく、自分の素直な気持ちと向き合うことがポイントです。

したくないことを考えてみる

好きなこと、興味があることがあまり思い浮かばない場合には、「これだけは絶対にしたくない」「こういうことは嫌い・苦手」ということを考えてみるとよいです。

  • 体を動かすのはあまり好きじゃない
  • たくさんの人とずっと一緒にいる環境が苦手
  • 単調な作業はすぐ飽きてしまう(→嫌い)
  • 人からせかされることが嫌い

など、いろいろなことが見つかるはずです。

嫌いだったり苦手だったりすることをきっかけに「こういうことならできそう、ちょっとやってみたい」を見つけていくのもよいでしょう。

プロに相談してみる

上記のようなことを考えていても、自分一人ではどうしても考えがまとまらなかったり、さらに深く悩んでしまったりすることもあるかもしれません。

そのようなときには、自己分析を手助けし、理想の生き方などの悩み・不安を聞いてくれるキャリアのプロのアドバイザーに相談してみましょう。

キャリアのアドバイザーは、これまでにたくさんの人のさまざまな悩みを聞いて、一人ひとりが理想の人生が送れるようにサポートをしてきています。

あなたが本当に何をしたいのかを見つけ出し、したいことを実現するためにどのように行動していけばいいのか、考えを整理するのに役立つでしょう。

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自分が本当にしたいことがわからなかったら?まとめ

「自分が本当にしたいことがわからない…」と感じている人は少なくありません。

でも、そういう人の感情をよくひも解いていくと、本当はしたいことがあるのに制限をかけていたり、自分の正直な気持ちと向き合えていなかったりなど、さまざまなケースが見られます。

本当にしたいことを見つけるには、誰にも遠慮せずに好きなこと・興味があることを思い浮かべたり、逆に苦手なこと・絶対にやりたくないことを考えてみたりするのが効果的です。

自分一人では考えがまとまらない、どんどん悩んでしまうという人は、ぜひプロの力を借りてサポートしてもらいましょう。

モヤモヤとした不安・悩みを解決することは、自分らしく前向きに生きていくためにとても大事です。

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