相談内容が決まってない、考えがまとまっていなくてもキャリア相談して大丈夫?
受けてみたいけれど、まだ相談内容が固まっていなかったり、考えが漠然としていたりして相談するのをためらってしまう…という声も聞かれます。
そこで本記事では「相談内容や考えがまとまっていない人がキャリア相談を受けてもいいの?」という疑問について、丁寧に解説していきます。
初めてキャリア相談を受けようとしている方、キャリア相談に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
キャリア相談は誰でも受けられる
「キャリア相談」と聞くと、学生時代に受けた進路相談や就職面接などを思い出して、どうしても身構えてしまう方がいるかもしれません。
ですが、キャリア相談は学校の進路相談や就職面接などとはまったく異なるもので、どんな人でも好きなタイミングで受けられます。
具体的な相談内容が決まっている人だけでなく、「現在の仕事がつまらない」「将来を考えると不安になる」など、モヤモヤとした気持ちを解消する目的でキャリア相談を受ける人もいます。
以下では、キャリア相談を受けるにあたって、相談内容が決まっていない、考えがまとまっていない場合にどうすればよいのか具体的に解説します。
相談内容が決まっていない、考えがまとまっていない場合はどうする?
まずはアドバイザーと話してみよう
キャリア相談を受ける人の全員が、はじめから明確な相談内容を持っていたり、考えがまとまっていたりするわけではありません。
「一人で考え過ぎて頭がごちゃごちゃになってしまった」「悩んでいることはあるが漠然としたイメージしかわかない」などのモヤモヤとした思いを抱えている人も大勢います。
そういう場合でも、キャリア相談は問題なく受けられます。
相談内容が具体的に決まっていない場合には、まずそのことをアドバイザーに伝えましょう。
アドバイザーはキャリア支援のプロなので、相談者が抱えているさまざまな気持ちを少しずつ引き出してくれます。
話を進める中で考えがまとまってきたり、自分でも気づいていなかった新しい課題が見えてきたりするものです。
仕事や就職・転職以外の話、ざっくりとした相談事でもOK
「キャリア」というと、どうしても仕事や就職・転職のようなものをイメージする人が多いようです。
ですが、キャリア相談に含まれているキャリアという言葉は、なにも仕事経験だけを指すわけではありません。
家族や友人関係、趣味、やりたいこと、生きがいなども含めた「人の生き方」そのものが人のキャリアです。
ですから「将来はどんな風に生きていくか」「自分のやりたいことってなんだろう?」など、ざっくりとした不安や悩みを相談することもOKです。
愚痴や不満が出てしまっても大丈夫
「相談というよりは、現状に対する愚痴や不満ばかり出てしまいそう」と思ってキャリア相談をためらう人もいます。
ですが、キャリア相談の中で愚痴や不満が出てもまったく問題ありません。
愚痴や不満をアドバイザーに伝えることは、相談者が何に困っているのか、どんなことに不安を感じているのかを共有するために大事なプロセスで、そこから解決の糸口が見えてくることがたくさんあります。
アドバイザーは愚痴や不満を聞いたからといって嫌な気持ちになったり、怒ったりすることはありません。
安心して素直な気持ちを吐き出すところからはじめてみてください。
20代で正社員への就職・転職
キャリア相談で話したい内容や考えがまとまっていない場合は?まとめ
キャリア相談は、仕事や就職・転職だけではなく、好きなことやプライベートも含めた「人のよりよい生き方」をサポートしてくれるものです。
具体的に相談したいことが決まっていなくても、アドバイザーと対話していく中で、自分でも気づいていなかった課題や自分の考えが見つかることがよくあります。
また、愚痴や不満が出てしまっても大丈夫。
これからの自分の人生を前向きにするために、ぜひ気軽にキャリア相談を活用してみてください。
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