キャリア相談の基本的な流れを紹介・実際にはどんな話をしている?
最近はキャリア相談サービスも増えていますが、「実際の相談はどのように進んでいくの?」「みんなはどんな話をしているの?」など、少し不安に感じてしまう方もいるかもしれません。
そこで本記事では、キャリア相談の基本的な流れをご紹介します。
キャリア相談を受けてみたいと思っている方、キャリア相談について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
キャリア相談の基本的な流れ
キャリア相談の流れは、利用するサービスや、相談を実施するアドバイザー(カウンセラー)によって少し異なります。
ここでは、一般的な流れをご紹介します。
申し込み・予約
キャリア相談を受けるには、各サービスに申し込みをする必要があります。
ハローワークなどの公的機関や転職エージェント、有料のキャリア相談など、キャリア相談ができる場はたくさんあります。
相談を受ける方法も、従来の対面型だけでなく、電話やメール、ビデオ等を活用したオンライン型など多様です。
自分にピッタリ合うサービスを見つけたら、都合のよい日時を決めて、電話やメール、Webサイトなどを使って予約しましょう。
ヒアリング・課題の整理
キャリア相談を受ける日時までに、どんなことを話したいと思っているか、ある程度イメージしておくとよいでしょう。
限られた時間を有意義なものにするために、ポイントをまとめた簡単なメモを用意しておくのもおすすめです。
具体的な相談事は決まっていない場合には、「こんなことに不安を感じる(例:やりたい仕事がわからない、転職できるか不安など」や「〇〇について相談したい(例:自分の強みを知りたい)」くらいのおおまかな内容で構いません。
相談の時間になったら、キャリア支援の専門アドバイザー・カウンセラーに、自分が感じている悩みや不安、困っている気持ちなどを伝えて共有します。
できるだけ自然体で本音を話すことが、課題を見つけ出すことにつながります。
アドバイザーやカウンセラーは秘密を守りますので、安心して相談してください。
ただし、仕事内容や生活環境などのプライベートなことは、話せる範囲で構いません。
自己理解
ひと通りの課題を整理したら、これまでにどんな経験をしてきたのか、どんな価値観を持っているのかなどについて、アドバイザーやカウンセラーとの対話を通して自己理解を深めていきます。
話がまとまっていなかったり、具体的に話せなかったりしても問題ありません。
もし気持ちの整理がうまくつかなければ、そのままを伝えましょう。
目標設定
ここまで話した内容を基に、アドバイザー・カウンセラーがさらに詳しく状況を確認したり、問いかけたりしていきます。
その後、キャリアについて今後どう考えて行動していくのがよいか、具体的なキャリアプランを考えていきます。
振り返り・まとめ
最後に相談内容のまとめを行います。
- 大事なポイントの振り返り
- 今後の考え方や行動についてアドバイス
- 仕事に対する情報提供
このようなことも、必要に応じて行っていきます。
ただし、キャリア相談のアドバイザーやカウンセラーは、相談者に「こうしなさい」と一方的な指示をすることはありません。
あくまでも相談者本人が自分の課題としっかり向き合って前に進めるように、自己発見や課題解決につながるアドバイスや情報提供を行います。
時間になったらお互いに挨拶をして終了です。
継続的にキャリア相談を受ける場合には、今後の予定について確認します。
みんなはキャリア相談でどんな話をしている?
キャリア相談で話すテーマは、仕事や職業、就職・転職はもちろん、家庭生活、趣味や生きがい、理想のライフスタイル、挑戦してみたいことなど多岐にわたります。
よりよい人生を送るために「自分自身のことをもっと知りたい」「自分の強みや特性を理解したい」「本当にやりたいことを見つけたい」という思いで、キャリア相談を受ける人もいます。
人の悩みは十人十色なので、「こんな話をしたら変かな?」などと思う必要はありません。
プロの専門家たちは、相談者一人ひとりの悩みに真摯に向き合ってサポートします。
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キャリア相談の基本的な流れは?まとめ
「キャリア相談」と聞くと、つい難しいものと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、実際にはどのような人でも楽な気持ちで利用することができます。
自分のキャリアに少しでも不安を感じたら、一人で悩み過ぎてしまう前に、ぜひプロに相談してみてください。
第三者に気持ちを吐き出すことで、気づいていなかった自分の本当の感情が見えてきたり、課題解決のヒントが得られたりするはずです。
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