女性の携帯ショップ店員のキャリアパス・結婚後の生活
女性の携帯ショップ店員の現状
携帯ショップに行くと、女性店員が多いと感じる人も多いでしょう。
これは、若年層が中心の職業のため女性比率が高い、また派遣社員として働く女性が多いということがあげられます。
男女比を見ても、女性の方が高い店舗がほとんどです。
20代で正社員への就職・転職
女性の携帯ショップ店員の強み・弱み
令和元年度の「情報通信白書」によると、2018年における世帯の情報通信機器の保有状況は「モバイル端末全体」で95.7%です。
内訳をみると「スマートフォン」は79.2%となり、「パソコン」(74.0%)や「固定電話」64.5%を大きく上回っています。
2018年における個人のモバイル端末の保有状況では「スマートフォン」の保有者の割合が64.7%となっています。
一昔前まではデジタル機器に縁遠かった高齢者も、携帯電話を使う時代になってきていますが、いまだに苦手意識を持っている人も多いです。
店舗には基本操作を始め、料金プラン等、不安を持って来店する高齢者の姿が目立つため、女性ならではの柔和できめ細やかな対応が重宝されています。
また店内のディスプレイや、乳幼児の来店対応など女性の感性を大いに生かすことが集客アップにつながることも少なくありません。
男女差のある職業ではありませんが、女性ならではの強みを生かして働くことができ、実際に活躍している人も多いといえるでしょう。
携帯ショップ店員の結婚後の働き方・雇用形態
携帯ショップ店員はパートやアルバイト、派遣社員などとして働いている人も少なくありません。
正社員のような福利厚生は受けられないまでも、高時給であり、時間に融通がきくことから、主婦が効率よく働くのに適しているという考え方もできます。
以前は正社員としてフルタイムで働いていた人が、結婚や出産を経てパートとして現場復帰するという話も珍しくありません。
20代で正社員への就職・転職
携帯ショップ店員は子育てしながら働ける?
女性にとって妊娠、出産、育児といったライフイベントは仕事をこのまま続けていけるかどうかと立ち止まるきっかけになるでしょう。
携帯ショップ店員は、女性が多い職種であることから産休・育休を始め、介護休暇などが整っているところがほとんどです。
実際休暇を経て現場で活躍している女性店員も多くおり、女性が長く働ける職種であると考えていいでしょう。
ただし、いくら制度が整っていても実績は店舗によって差があるため、利用している女性の先輩社員はいるかどうかなどを確認しておいた方がよいでしょう。
携帯ショップ店員は女性が一生働ける仕事?
携帯ショップ店員は、若年層が中心の仕事であり、女性のみならず男性も長く働くことは難しい職業です。
現場で働き続けても給料が頭打ちのため、多くの場合は転職してしまうか、キャリアを重ね店長などに昇進していきます。
ただし、スマートフォンやタブレットが普及するにつれ、今後は現場で長く働き続ける人や、中高年でもこの仕事をする人が増えてくると考えられます。
携帯ショップ店員として長く働きたいという女性にも、今後は道が開けてくるでしょう。