野菜ソムリエの1日のスケジュール・生活スタイル

生活スタイルは人によってさまざま

野菜ソムリエの働き方は、企業や団体などの組織に所属、フリーランスでの活動、独立開業など人によってさまざまです。

働き方はもちろん、野菜ソムリエとして「どんな活動をするのか?」によっても、1日のスケジュールや生活スタイルは変わってきます。

企業・団体に勤める場合

食品メーカーや農業関連の組合などに所属して働くのであれば、基本的に各組織が定める勤務時間で働くことになります。

8時~9時頃に始業し、17~18時頃に終業するのが一般的です。

業務内容は勤務先ごとに異なりますが、野菜ソムリエとして身につけた知識を、自社が行う商品開発や農産物のPR活動などに生かすことが期待されます。

フリーランスで活動する場合

野菜ソムリエは独立し、フリーランスの形で働く人も少なくありません。

組織で働く場合と大きく異なるところは、仕事量や時間の使い方を自分でコントロールしやすくなる代わりに、仕事も自分で見つけなければならないという点です。

ブログなどで情報発信をしながら仕事の依頼を待ったり、野菜ソムリエ仲間と情報共有をして、新しい活動方法を見つけていく人もいます。

実績が積みあがっていけば、講演やレシピ本の執筆依頼、料理教室の講師など、さまざまな案件が舞い込んでくるでしょう。

一方、日常は主婦をしながら、子どもが学校に通っている日中の時間帯など、空いている時間だけを使って無理なく仕事をする人もいます。

同じ「フリーの野菜ソムリエ」といっても、活動状況は人によってだいぶ違うと考えておいてよいでしょう。

その他

農業に従事しながら自治体と協力して閑散期などに生活者へ野菜の魅力を伝えるためのイベント活動を行ったり、独立開業して事務所を立ち上げ、食関連のイベントで講師を務めたりするような人もいます。

このように、野菜ソムリエとして何をするのかによって、生活スタイルはまったく異なるものとなってくるでしょう。

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料理教室で働く野菜ソムリエの1日

ここでは、料理教室に勤める野菜ソムリエのある1日の例を紹介します。

7:30 起床

たくさんの人に野菜・果物のおいしさを伝える野菜ソムリエは、自分自身が健康的でいることも大事です。

簡単にストレッチをし、バランスの取れた朝食を心がけます。

9:00 出勤

テーブルをセッティングし、食材や調理道具も不備がないか細かくチェックします。

10:30 午前の料理教室開始

野菜の特徴や魅力をわかりやすく解説しながら、おいしさを引き出す料理を教えます。

12:00 料理教室終了

作った料理を試食しながら、生徒さんの質問に答えます。

料理のレシピだけでなく、旬の野菜の情報を教えることも。

午前の生徒さんを見送った後、休憩し午後の準備に取り掛かります。

14:00 午後の料理教室開始

午前中はランチに合うメニュー、午後は晩御飯に生かせるメニューなど、レシピも工夫します。

15:30 料理教室終了

スタッフと次回の打ち合わせをして帰路につきます。

夜の料理教室があるときはそのまま残って仕事をします。

17:00 帰宅

その日の反省点をチェックし、今後の料理教室のレシピを考えます。

19:00 夕食

料理番組で見た気になるレシピを実際に作って見たり、珍しい野菜を料理して見たりと、オフの時間でも野菜のことを考えています。

20:00 自由時間

リラックスしながら、明日の準備やイメージトレーニングも忘れずに行います。

寝不足にならないように、睡眠時間はしっかりととります。