全国通訳案内士の採用・募集状況

派遣会社などへ登録する人が多数

全国通訳案内士の就職活動で最も多いのが、通訳の派遣会社や団体に登録することです。

全国通訳案内士の国家資格さえ持っていれば、登録を受け付けてくれるところはたくさんあります。

登録後は、全国にいる登録者のなかから、通常、ツアーの行き先となる土地にいる人に派遣会社や観光団体から仕事の依頼が来ます。

条件や日程などの面で折り合えば、受注となります。

ただし登録先によっては、経験の長いベテランに紹介がいきやすいこともあるようです。

また、事前に研修の受講が必要な場合もあるため、情報を調べながら、最初はできるだけ多くの会社や団体に登録を行ったほうがいいでしょう。

自分自身で営業活動をすることも可能

全国通訳案内士の仕事をメインに、収入を増やしたいと思うのなら、ただ依頼を待つだけではなく、自分の足で行動することも大切です。

たとえば、旅行会社に営業をかける人がいます。

その際は、なるべく旅行業界の繁忙期(おもに3月から11月)を避けて、アポを取ったほうがいいでしょう。

とくに全国通訳案内士試験の合格発表後の時期は、面談の依頼が殺到するようです。

言語によっては、すぐに人手がほしい会社がないとは限りません。

新人であっても、得意分野を明確にし、できるだけ自分を売り込む材料を用意して、仕事を頼みたくなるようなアピールをしたいものです。

インターネットを活用する

いまでは、インターネットを使って情報を発信することもできます。

ホームページを立ち上げたり、Facebookなどの世界と簡単につながるSNSを利用して、通訳案内ができることをPRするのも手です。

海外から、直接問い合わせが来ることもあり得ます。

全国通訳案内士は信用が重要な要素となる仕事であるため、経験がある人に依頼が偏る傾向にあります。

仕事をたくさん得るには、とにかく行動を起こして、仕事をできる機会を一つでも多く手にすることが大事だといえるでしょう。

難関の試験にパスして、ようやく取得することができる全国通訳案内士の資格ですが、現状では、安定して働ける先が多く用意されているわけではありません。

全国通訳案内士として活躍したいのであれば、資格を生かした仕事を得る大きなポイントとなるのは自分の行動力といえます。