フリーランスの通訳として働くには?

フリーランスの通訳の働き方・仕事内容

フリーランスは、通訳の働き方としては最も一般的ということができます。

通訳として仕事を始めるにあたっては、多くの場合がフリーランスからのスタートです。

フリーランスでの依頼の受け方は、一般的に次のようなものがあります。

・通訳派遣会社からの紹介
・知人や過去のクライアントからの依頼
・クラウドソーシングでの受注やアルバイト・派遣の求人への応募

いずれの場合も、経験が少ない最初のうちは、比較的小さな仕事から実績を積んでいくことになります。

取引先との電話やWebミーティングの通訳、海外への問い合わせのサポートなどです。

ある程度実績と信頼を獲得し、指名で依頼がくるようになると、重要な会議やプレゼンテーションの通訳、海外からの来賓のアテンドなど、重要な仕事を任せてもらえる機会も増えてくるでしょう。

フリーランスの通訳になるまでのキャリアパス

通訳として独立したとしても、ただ待っていただけでは仕事は来ません。

そのため、多くのフリーランスの通訳者は、通訳専門の派遣会社に登録をし、派遣の仕事も請け負っています。

多くの企業が信頼できる会社に通訳の仕事を任せているので、そうした会社に登録するのが通訳としての第一歩といえます。

なかには、派遣としてさまざまな企業との人脈を築き、その後、個人的に取引を行うようになる人や、派遣時代の優秀な実績を買われ、大手企業の通訳として正社員になる人もいます。

他の業種のように、人脈を築いてからフリーランスへ転向という流れではなく、まずフリーランスからのスタートして実績を積んでいくというのが、一般的な通訳者のキャリアパスとなります。

フリーランスの通訳のメリット・デメリット

フリーランスの通訳のメリットは、なんといっても働き方が自由であるというポイントです。

どの会社に登録してどのような分野で活躍したいのか、実際の依頼を受けるのか断るのか、週のうちどれくらい働いて、どれくらいは自分の時間をとるのかなど、すべてを自分で決めることができます。

報酬についても、実績を積み人気が出てくれば、スキルに合わせて報酬額を上げることも可能です。

自分次第では、一般的なサラリーマンよりもずっと多い年収を得ることもできます。

これに対して、その立場の不安定さが最大のデメリットと言えます。

安定した数の依頼が来るようになるまでは、仕事が少ない月もあります。

しかし、1つ1つの仕事を確実に誠実にこなし、少しずつ依頼を増やすことに繋げることがたいせつです。

フリーランスの通訳の給料・年収

通訳の報酬額は分野や専門性、その通訳の実績や実力によって大きく異なります。

広く募集を行っているような案件の場合、時給にして1,500〜2,000円くらいの案件もあります。

これに対して、実績を重ね、指名での依頼が何件もくるような人気の通訳者は、時給5,000円くらいという人も珍しくありません。

年収で見ると、通訳専業でそれなりに軌道に乗っている人は、一般的なサラリーマンと同じ額の年収を得ている人もいます。

ただし、フリーランスで成功を収めている人の中には、年収で1000万円を超えている人もいるようです。