通訳の就職先と活躍の場

通訳の就職先の例

通訳の活躍の場はさまざまです。ここでは、代表的な就職先と、どのような仕事をしているかについて紹介します。

企業の専属通訳者として

国際的な取引を活発に行っている民間企業では、「社内通訳」をおいていることがあります。

また、専属の通訳でなくても、普段は営業や事務の仕事をしながら通訳の仕事を兼任しているというケースもあります。

政府や自治体

行政機関のなかには、国際交流の窓口や、産業活性化のために海外との貿易促進を担当する部門が設けられています。

外交官や海外からのお客さまの同行通訳をしたり、海外とのやりとりをする中で通訳業務を行ったりしています。

通訳スクール

通訳の専門学校を卒業後、民間企業や行政機関、フリーランス通訳者として経験を積み、通訳スクールの講師として後進を指導することを目指す人も増えています。

フリーランスで活躍する人も

企業などの組織に属さず、フリーランスとして活躍する通訳もいます。

その場合、多くはエージェントに登録して仕事の依頼を受け、派遣先の企業や行政の職場や取引先で通訳を行います。

特定の組織に縛られないため、比較的多様な分野・内容に対応する力が求められます。

通訳の仕事内容

20代で正社員への就職・転職

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通訳の活躍の場

マスメディアにおける通訳

テレビや雑誌など、マスメディアの取材やコンテンツにおいて、通訳は重要な位置を占めています。

例えば、来日した海外セレブのイベントや撮影補助、あるいは取材などには、通訳の力が欠かせません。

あるいは、番組内で外国語話者が話す際、視聴者に理解できるよう通訳が介入することもよく見られます。

ビジネスシーンにおける通訳

グローバルにビジネスを展開している企業においては、通訳を採用していることもあります。

国際的な会議やプレゼンテーションの場において発言内容を通訳することや、商談・顧客への説明に同行し、コミュニケーションの補助をすることなどが主な仕事内容です。

政治の場における通訳

政治の場、特に、国際的な会談や折衝など、外交の場において、通訳は大変重要です。

国同士の関係や将来性に大きない影響を与えるため、プレッシャーも大きいですが、大変やりがいのある仕事のひとつということができます。

裁判・公共サービスにおける通訳

裁判や医療サービスなど、公共性の高いサービスを受ける際、言語的サポートを行う業務もあります。

日本語を話さないために生活において著しく不利になることがないようサポートする、とても大切な役割です。

スポーツ分野での通訳

来日しているスポーツ選手の通訳や、インタビューの通訳などを行います。

場合によっては、競技中だけでなく、選手が日本国内にいる間の生活の手助けなどを行う場合もあります。

観光分野での通訳

観光で日本を訪れている外国人が、言語の問題なくスムーズかつ快適に過ごすことができるよう、観光中のコミュニケーションを担当します。

観光に関する知識を持っている場合、ガイドを兼任することもあります。