出版社社員の雰囲気・風土は?

出版社の社内の雰囲気・風土

社内は比較的騒がしい

出版社の社内は、一般的な企業と比べるとひっきりなしに電話が鳴ったり、社員同士でディスカッションしていたりと、慌ただしい雰囲気です。

編集部では常に人がバタバタと動いており、シーンとしていることはまずありません。

正式な編集会議や大人数での話し合いはミーティングルームで行われますが、編集者がデザイナーに修正依頼をするなど、ちょっとした話し合いはデスク単位で行われることが多くあります。

同じフロア内なら電話を取り次ぐ際も内線を使うより、大声を出して呼びかけてつなぐのが普通で、よくいえば活気にあふれ、悪くいえば騒がしい環境だといえるでしょう。

積極的な意見やアイデアが求められる

一般的な企業では、若手が上司に意見を述べたり、新人がアイデアを出したりすることは気が引けるものですが、出版社ではこうした姿勢はむしろ歓迎されます。

読者の視点を重視した出版物をつくるために、編集部員は常に第三者の意見・アイデアを求めているといっても過言ではありません。

とくに現場に染まっていない、新入社員のフレッシュな意見は重宝される傾向があります。

雑誌の企画出しの際に、先輩のアイデアがボツになり、後輩のアイデアが採用されることも日常茶飯事です。

とはいえ、思いつきだけで発言した意見・アイデアが必ず採用されるとは限りません。

「次の会議までに企画を100個考えてこい!」といったムチャぶりをされることもあり、慣れないうちは苦痛に感じることもあるでしょう。

出版社に入ると、どんなときでもおもしろいネタを仕入れるつもりで生活していくことが大切になってきます。

出版社社員のワークスタイル

個性を尊重したファッションも許される

出版社の社員の服装は、俗にいうオフィスカジュアルが基本です。

営業職以外は、大事な商談やプレゼンのときでもノーネクタイが許される風土があります。

営業職でも、カッチリとしたスーツとネクタイ着用を義務としている企業は半数以下でしょう。

編集職であれば、ファッションの自由度はかなり高くなります。

あまりに奇抜な髪形や露出が多すぎる服装でない限り、ファッションは社員の個性が尊重され、ネイルアートをしている女性も多く見られます。

自分の裁量で仕事を進められる環境

出版社の仕事(とくに編集)は、残業が多く、拘束時間が長くなりがちです。

その分、職場にもよりますが、少し空いた時間に昼寝をしたり、カフェで一息ついたりしてメリハリをつけて働く人が多いです。

前日に深夜までの残業になってしまった場合、翌日は遅出や午後出勤、半休を取ることが認められることもあります。

出版社の仕事は、画一的なルールが当てはまらない部分があります。

「きちんと自分の業務をまっとうすれば、細かいところまではうるさく言わない」というスタンスの職場も多いです。

比較的自由な考えをもつ上司がいるセクションでは、個人の裁量が大きく、働きやすさも改善の方向に向かっているようです。