商社マンの結婚人気はなぜ高い?

商社マンの結婚人気はなぜ高い?

商社マンは、いつの時代も変わらず、「結婚したい職業ランキング」や「合コンでモテる職業ランキング」などの上位に必ず入る、人気の高い職業です。

その理由は複数あると思われますが、まずは「世界を颯爽と飛び回って大きなビジネスを手掛けるエリート」という、格好いい職業イメージがあることが挙げられます。

また、商社マンは、平均的なサラリーマンをはるかに超える高収入であるため、商社マンと結婚すれば一生経済的に困ることはなく、いわゆる「玉の輿に乗れる」ということもあるでしょう。

さらに、商社マンは海外赴任するケースも頻繁にありますので、夫と共にアメリカやヨーロッパに渡って、海外生活を送ることに憧れるという人も少なくないでしょう。

これらの要因から、「商社マンと結婚すれば、誰からも羨ましがられる」「リッチに暮らせる」という想像が働き、多くの女性が商社マンとの結婚を望むようです。

商社マンと結婚した場合の苦労

とにかく人気の高い商社マンですが、もちろん実際には上記に挙げたようないいことばかりではありません。

商社マンと結婚することによって得られるものも大きい一方で、商社マンと結婚したがゆえの苦労も、決して少なくはありません。

以下では、実際に商社マンと結婚した人の声などを参考に、苦労しやすい点についてご紹介します。

リッチな生活を送れるとは限らない

商社マンの平均年収が高いことは事実であり、とくに総合商社では、30歳で年収1000万円に達することも珍しくありませんが、商社マンのすべてが高収入というわけではありません。

商社マンの給料は、一般的に基本給はそこまで高くなく、残業代とボーナスが大部分を占める体系となっています。

このため、部署間の差、個人間の差が開きやすいうえ、また役職が付くかどうかによっても、年収にして数百万円の差がつくといわれています。

おおむね入社15年目を目途に、役職が付く人と付かない人に分かれますので、結婚時点で将来の出世を見極めることは、ほどんど不可能に近いでしょう。

さらに、商社マンは高収入である一方、仕事上の付き合いなどが多い関係上、どうしても支出もかさみがちであるという点も無視できません。

それでも、世間一般の水準からすれば十分に豊かといえるかもしれませんが、結婚前に夢見ていたほど、リッチな暮らしとはならない可能性も十分にあるでしょう。

勤務時間が長い

商社マンは多忙であり、残業をこなした後に取引先との接待が入り、帰宅が深夜になることも少なくありませんし、また出張する機会もしばしばあります。

商社マンと結婚すると、必然的に家事などはほぼ一人でこなさなければならないうえ、子供が生まれれば、いわゆる「ワンオペ育児」となる可能性が非常に高いでしょう。

たとえ外へ働きにでたかったり、たまには友達と出かけたかったりしても、望む通りにはいかない可能性もあります。

商社マンと結婚するなら、将来的に揉めないためにも、結婚する前に、各自の役割分担についてしっかりと話し合って、認識を共有しておく必要がありそうです。

転勤が多い

商社マンは、かなり転勤する頻度の高い職業であり、一生同じ土地に住めることのほうがまれです。

とくに若いうちは、異動のスパンが短いこともあり、転居先の環境に慣れて、生活基盤を築いた頃には、息つく暇もなくまた次の街に移るということもあり得ます。

さらに、転勤先が海外になる可能性もありますが、欧米などの先進諸国に限らず、アジアや中南米、アフリカなどの発展途上国に赴任することも考えられます。

単身赴任してもらうという選択肢もありますが、実際は、多忙な夫をサポートするため、現地に同行するケースが多いようです。

現地の生活習慣やインフラ事情、人間関係、治安など、戸惑いを覚えることも少なくないでしょう。